Chiakiの徒然日記

ERを見ていて…

「ER緊急救命室」を見ていると、時々ぞっとする場面に出くわす。
36時間連続勤務もその1つ。
第3シーズンでは、インターンたちがこんな会話を交わしている。
「お前、あと何時間(勤務)?」
「あとたったの8時間さ」
「いいな~。俺はまだ12時間あるんだ」
時間についてはかなり曖昧だが、普通だったら「たったの」なんてつかない時間であることには変わりない。

誰もが通ってきた道、といえばそれまでだ。
だが、第5シーズンでは疲れ果てたインターンが薬を過剰投与するというミスを犯している。
イギリスからやって来て、アメリカで免許を更新(?)するためにインターンに逆戻りせざるをえなかった
経験豊富な優秀な外科医によるミスだったため、ドラマの中でも物議を醸し出した。
ミスをした外科医の言葉が忘れられない。

「あなた方が飛行機に乗るとき、その飛行機の管制官が36時間連続勤務で疲れ果てていたらどう思いますか。」

現実世界でも、同じようなことが行われているようだ。
救急病院に行ったら、眠そうな目をこすりながら医師が入ってきた、という投書を読んだ。
患者の目の前で眠い目をこする医師のプロ意識もどうかと思うが、それ以前に、この医師の労働環境というのはどうなのだろうか。
「ER」みたいに36時間連続勤務、なんてのがザラ、なんてことはないだろうか。

もし、私が患者となったら、疲れ果てている医師には当たりたくない。
他人の命を預かるという、多大な責任を負う職業なのだから、疲れ果てた状態で勤務はして欲しくない。
なかなか改善されることはないだろうが、少しでもこのことを病院関係者が気に留めてくれたらと思う。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「テレビ視聴・感想」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事