Chiakiの徒然日記

漢字

昨日の「クローズアップ現代」で常用漢字が取り上げられていた。

「虎」は常用漢字に加えられることになったけど「鷹」は見送られたとか、そういうお話。
何が入ろうと漏れようと、それは特に何とも思わなかったんだけど。

ちょっと気になることがあった。
小学生の漢字の間違い。
ここ数年、今までからは考えられなかったような漢字の間違いが多いという。

たとえば「生徒」を「生従」と書く。
国語の先生曰く、「漢字を視覚的にとらえて、似たような漢字を使っているのかな?」だそうで。

「徒」と「従」。たしかに似ているけど…。
もちろん、私たちの時代にだって同じような間違いをする人はいただろう。
でも、こうやって問題になるってことは、私たちの時代よりもはるかに多いってこと?

これはもう、何を常用漢字に加えるか否かよりもずっと深刻な問題なんじゃないか。
パソコンや携帯の普及で「せいと」と打てば、正確に変換してくれるけど、
もし何らかの事情でパソコンも携帯も使えない状況に陥った場合、大変なことになるんじゃないか。
実際、以前勤務していた病院では、停電した際に、自家発電ではパソコンまでの供給量が足りずに
処方箋はすべて医師の手書きという、10年以上前に逆戻りしたような状態に陥った。

ゲストの井上ひさしさんが指摘していたけど、細かい間違いをつつくから漢字嫌いを育てるのであって、
トメ、ハネ、ハライなど、微妙に違っていたって全然違う文字になるのでなければ、
ある程度見逃してもいいんじゃない?
とりあえず正解ということにしておいて、でも「正しくはこう書くんだよ」というような。

大人になれば、かなりいい加減になるところを、子どもにきっちり強制するのもなんだかなぁと思っちゃいました。

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