先日、ちょっと出かけた先から車で帰宅したときのこと。
お向かいの家の子どもたちが、自分たちの家の玄関先で何かしている。
夢中になっているし、車には気づいていないようだったけど、そこは子ども。
急に飛び出してくることも考えつつ、
「出てくるなよ、出てくるなよ」
と念じながらそーっと彼らの前を通過。
ずっと「何か」に夢中だったので、それは助かった。
車を所定の位置に駐め、自宅の玄関に向かって歩いていると…。
子ども達の後ろからになるし、名前は知っているけど、あまり面識があるとも言えないし、
で敢えて声は掛けずに歩いていたら、子ども達の方から声を掛けてきた。
「やぁ~~!!」
振り返ると手を振っていたので、こちらも手を振り返しながら、
「こんにちは」
と挨拶。
子ども達もボソボソと何か言っていたので、「こんにちは」を返してくれたのだろう。
何をしているのか気になってはいたので、
「何しているの?」
と聞いたら、子ども達は嬉々として教えてくれた。
曰く、「石で石を砕いていた」。
よく見てみると、粉々になった石が散乱している。
「これ、あなたたちが砕いたの?」
と聞いたら、うん!とニコニコ顔でうなずいた。
子ども達は口々に、「ここにダンゴムシがいる」だの、「この草がうんたらかんたら」と教えてくれた。
虫とか、好きな子は好きだよね~、と思いながら話に付き合った。
私は飛ぶ虫や動きが俊敏なのは苦手だけど、ダンゴムシ程度なら大丈夫。
車でそばをすり抜けるときはドキドキだったけど、終わってみれば何事もなくて良かった。
もう少し大きくなったら、家の前の道路を走り回ったりするだろうから、その頃はもっと気をつけなくては…。