昨年で全ての遺産相続による手続きが完了した!
と勝手に思い込んでいたのだが、
まだもう1軒あったようで、、、
突然、知らされて困惑している問題だ。
生前の父から私には何も聞いてなかったし、、、
最近、詳しい話を母から知らされた。
今から遡ること50年以上前のこと。
まだ両親が20代で結婚して数ヶ月後、、、、
父は奈良県のA市に土地を購入する為、
売り主に土地代として現金で一括払いした。
司法書士さんに一切の手続きをして頂いたようだ。
この時点で、両親は所有権を得たものとして思っていたらしい。
ところが、、、父が支払ったお金を、
売り主が借金返済に充当し、
その土地を担保にして融資してもらったそうだ。
約1150万円、(昭和40年代の金額)
ちなみに、
昭和40年当時、早慶大の1年間の学費が20~30万円、
大卒の初任給が、まだ2万円の時代。
令和6年の大卒初任給が、21万6千円だから、
昭和40年代の約10倍らしい。
そう考えると、
当時の1千万円を越える額は、かなりの金額だと思う。
で、
そのことに気付いた父は売り主に訴えたらしく、
父に対しては「仮登記」として登録されることになった。
でも、本登記ではないので父は1つも納得してなかった!
若さゆえ、父は騙されたのだろう。
母も結婚当初は、お嬢様育ちで世間知らずだったから、
誰かが言うままに従い、何にも分からない状態だったらしい。
で、この土地に関しては、まだまだ続きがあって、、、
登記簿に父の仮登記がなされて約10年後、
売り主が再び、
この土地を担保に「借金」されることになったらしい。
なので、登記簿の欄には、
共同担保になってる債権者さんが、さらに2人が増えたようで、、、
今度は、母がその債権者さん(お二人)に連絡し、
詳しい経緯というか話を伺ったらしい。
すると、その債権者さん達も父と同様、
売り主さんから騙されたらしい。
何がどうなって、こういうことになっているのか、、、?
本当に全く分からず、
全てを知ってるはずの父は他界しているし、
困った私は今朝、
奈良県の土地を管轄されてる法務局に電話して問い合わせた。
朝の時点で判明しているのは、
奈良県の某市にある!ってこと。
父の名前、売り主の名前のみ。
これでは、登記簿を調べることは不可能!
もし調べたい場合は、地番が分からないとダメ!
と言われ、
某市の市役所に問い合わせたら、
何らかの情報が得られるかも知れない!とのことで、
その市役所に連絡した。
すると、父と売り主の名前を御伝えしたら、
地番が判明した。
この情報を元に、法務局へ直接、訪ねることで、
登記簿が閲覧できる!とのこと。
で、法務局へ行くことに。
地番を伝えると、登記簿を渡して下さった。
確認すると、、、
そこには父の「仮登記」と売り主の名前が記載されていた。
それに、債権者さん達のお名前も。
窓口の方に「父の他界」を知らせると、
債権者さん、売り主さんの名前が記載されてる為、
父の名義を変更を容易に出来ない!と伺う。
恐らく、手続きがややこしいので、
1度、法務局で予約相談されてみては?
とのこと。
どうしよっかなぁ?
またも面倒な問題が勃発してしまったよ!!!
余談だが、、、
その後、7軒の不動産を所有することになったのだが、
この経験から学んだ父は不動産を購入する際、
しっかりと何度も何度も確認した上で、
購入に関して、一切の問題ない!と判断した上で、
正式に所有することにしていた。
これも宿命だと自分に言い聞かせて、
少しずつでも、やるっきゃないかぁ。
前進、前進、、、、。