その用件は、
昨日に来られたケアマネさんと私の会話のことが気になっていたらしい。
「DADは、
デイサービスで何か問題を起こしたの?」と。
昨日、ケアマネさんより、
父がデイサービスで起こったことを教えて頂いたのだ。
父が男性の利用者さんと睨み合いになり、
一色触発という事態になったらしく、
それをスタッフの方々が間に入って、
両者を落ち着かせたそうだ。
その理由は?とケアマネさんに伺った。
「ホーリーさんは、
デイサービスですごい人気があって、
いつも何人かの女性に囲まれてるから、
その妬み、嫉みらしいの。
ワハハハハハハ」
「はぁ?父がですか?
いや、あのぅ、、、
父は、もうすぐ80歳なので、
そんなことはないと思いますが」
「お父さんの意思は関係なく、
女性の方々からの一方的なアピールでね。
それを見てる男性の利用者さんが怒って、
ホーリーさんに罵声を浴びせたり、
睨みをきかせたりしてるらしい」
「はぁ、でも、こんなお爺さんに、、
娘からすれば、よく分かりませんけど。
もし、喧嘩になって怪我とかになったら大変なので、
その場合は、
デイサービスに行く曜日の変更とかをさせて頂きますが」
「まだ、そこまで考えなくても大丈夫かと。
デイサービスから相手の男性の御家族へも相談された上で判断されると思うので
、
もう少し様子を見てから考えられては?
あまりにモテるのも考えものだわね。
ワハハハハハハハハハハハハ」と。
この会話内容を兄にそのまま報告した。
兄も想定外らしく、電話の向こうで大笑いしている。
「なんだぁ、そういうことかぁ」
父の学生時代の友人の話では、、、
今、振り返ってみると、
父自身、まだ異性に興味が無い小学生の頃から、
求愛されてガールフレンドがいたらしい。
その後も結婚まで常に何人かの女性がいて、
不自由しなかったようだ。
俳優さんにならないか?と、
幾度もスカウトされたりしたようだから、
他の人より少し目立つのかも知れない。
それでも、さすがに高齢者になれば、
顔立ちも明らかに変わってくるから、
もう大丈夫!と安心していたのだが違ったようだ。
多分、父は、
そういう星のもとに生まれてるみたい。
本人の意思とは関係ないのだ。
宿命なのだろうから仕方ないかな?
あっ、父は兄とは違って、
浮気するタイプでは全然ない!!
女性達から勝手に近寄って来られているだけで、
父の心は、その女性達と語らってるだけ!みたいな感じだ。
なので、そこに恋愛感情は無いのだろう。
高齢者だから、
こういう異性問題は存在しない!と思い込んでた。