2025年1月18日、山口県下松市の「スターピアくだまつ」で開催された篠笛奏者の松村寧(まつむらねい)さんのコンサートに参加しました。2022年の秋に笛の師匠でもある津軽笛奏者・佐藤ぶん太さんのコンサート主催として初共演、2023年の秋に篠笛とギターのデュオで「音色の風景」そして今回、ほぼ3年連続で呼んでいただき感謝です。
寧さんが本格的に篠笛を始めたのは、子育ても一段落してからとのことですが、子どもの頃から竹の笛への想いが強かったそうで、劇団で鍛えた発声と舞台強さで、ご一緒するたびの成長スピードがすごいです。
そんな寧さんには自然と多くの方が集まって、生徒さんはじめおなじみになったスタッフの方も含めチームが集結。当日はたくさんのお客様がお越しくださいました。
コンサート前半はデュオで篠笛や歌の曲を、後半では仲間の笛奏者が愛知と東京からかけつけました。原麿美子(はらまみこ)さん、鹿詩永さと女(かしながさとこ)さんは同じ師を持ち、全日本横笛コンクールで競ったライバルでもあり仲間。3人でユニットを結成して、今回のコンサートはそのお披露目の場となりました。
ユニット名はその名も「紅彩(クレア)」。3人のためにぶん太さんが書き下ろした新曲も披露。前日のリハでもっとも時間をかけて準備したのは言うまでもなく、初演ならではの高揚感と緊張感、唯一無二の瞬間に立ち会うことができました。
そして最後は2024年の横笛コンクールで3位となった自由曲を当時と同じ構成でデュオ。その時にしか見られない、いつも記憶の扉を開いてくれる、そんな「音色の風景」に出会い、再会することができました。貴重な機会をありがとうございます!
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