結構、ずっとなんとなく涙腺が弛んでいるような感じで見ていたんだけど、最後にかなり、あったかい気分にさせられるんですよね。好きな相手を大切にしたいなぁと思えるというか。けど、これね、好きな人と見るとちょっと気恥ずかしい(^^;)。相手に対してあぁ、粗末な扱いしてごめん!って気になってきます。もっと、大切にしなきゃ~なぁと。この映画のオフシャルに『観終わったあと、涙が心を洗い流し、その深淵に温かな何かが広がる。好きな人に素直に「好きです」と伝えたくなる、そんな気持ちにさせてくれる、心に優しい豊潤なラブストーリーです。』とありました。で、感想BBSには、「私は付き合って2年になる彼氏と見に行きましたが、見ているうちにこの人の隣に今いることがなんて幸せなことなんだろうと改めて気づくことができました。」という感想がありました。まぁ、確かに誰かと見に行くとしたら、好きな人とがお勧めだとは思いますが、私は一人で静かに観たいなぁと思いました。なんかね、私、素直に泣くの苦手なんですよ、人前で。気恥ずかしいっていうか。それと、これを一緒に観たあとに、「好き」とは言えないよ~。それまでの態度と一変しすぎて、かえってしらじらしくなりそうで(^^;)。それだけ、普段がいい加減ってことだけど(--)。でも、素直に相手を大切にしたいなぁとは思いました。
と、いうころで、感情を抑えつつ観たわけですが、それでも、ジーンとくる所、ありました。特に、一番ジーンと来たのは、澪の回想シーン(日記のシーン)。そう来るか!って感じでした。ちょっと、これは予想外でした。学生時代、お互いに好きだったんだなぁと。けど、お互いに不器用で伝えられず、お互い同じように、悩んだり、同じような行動に出ようとしたり・・・(^^;)。この回想シーンは澪が6週間を終え、息子が18才、つまり、最後の誕生日ケーキが送られて来た時に、父親が母親の学生時代の日記を読む時に出てくるんだけど。母親がいなくなって寂しいはずが、なんかすごくその回想シーンがほのぼのとした気持ちにさせてくれるんですよね。ずっと、なんでわざわざ雨の季節に還ってくるんだろう・・・と思ってたんだけど、この回想シーンで明らかになります。あの日に会えなかったからなんですね。なんていうのかなぁ。お互いの想いを大切にした関係なんですよ、本当に。その場その場でなく、お互いに心から好きだし、大切に想ってるんだなぁと伝わってくる作品。そして、「いま、会いにゆきます」の「いま」もこの回想シーンで、それでか・・・と思えるし、あと、「会いにゆきます」の「ゆきます」がなんでひらがななのかも・・・「行きます」だけでなく他とかけてるのかなぁと。通常、「行きます」って、平仮名で書くと「いきます」だけど、それだと「生きます」ともかけれるけど、「ゆきます」だと、「行きます」と「逝きます」なのかなぁと。これは考えすぎ?命が短くなると知っていて会いにいくんだよね。そうだと分かっていても一緒にいたい相手なんだよね・・・。そういいう覚悟も含めた「ゆきます」なのかなぁと。
何度で出逢っても、好きと思える仲。そして、もし、その出逢いのせいで、自分の命が縮まるとしても、その出逢いを選べるほど、大切だと思える人。そう思える相手がいるっていいですよね~。(ってそんな感想のまとめかい(^^;)。)ちょっと、感想語りきれません。けど、優しい気持ちになれる映画だってことだけはハッキリ言えます(^^)。
あ、そうそう。この映画が始まる前に、「 ハウルの動く城」の宣伝がありました。私、それで初めて知ったんだけど、主人公は90歳のおばあさんなんですね。あ、失礼、90歳の少女なんですね(^^;)。びっくりしました。映画の内容全くしらなかったもので。これも観にいきたいなぁと思っています。けど、本当、どんな話なんだろう(^^;)。
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