ぼくたちは、出来ない子じゃないから。

　目標があって、
　そこに辿り着きたくって 

　でも、今のぼくじゃ、出来そうもない。

 

　そんな時、ぼくは……

 　いつだって、自分を貶してきた。 

　ぼくは、馬鹿なんだって。
　できない子だから、仕方がないんだって。

 

 

　そうやって、泣いてた。

　でも、違う。

 

　それは、逃げ。
　それは、甘え。

　それは、形を変えた、安易な許し。

 

　だって、そうでしょう？
　難しいコト、ツラい現実を
　『できないから』、って理由で、諦めている。

　『自分は愚かだ』、っていう、軽微な罰を引き替えにして。

　本当にツラいことは、
　ぼくは、出来るんだ、って自分を信じ続けること。

　だって、そうだと思わない？

 

 

　信じ続けてる限り、
　困難から目を逸らせないのだから。

　苦しみ続けなきゃいけないんだから。

 

 　それに比べれば、

 

 

　『自分は出来ない、愚鈍な間抜けなんだ』　って
　レッテルくらい、簡単に貼れちゃうよね？

　ぼくたちはたぶん、そんな風に打算して、
　自分を　できない子にしていっちゃうんだと、思う。

　はじめは、違ったのに。
　昔から、そうだったワケじゃないのに。

 

　いつのまにか、本当に出来ない子に、していっちゃうんだと思う。

 

　説教くさくなって、ごめん。

　でも、ぼくだって、月曜はツラいんだ。
　こうやって、自分を奮い立たせないと、折れちゃいそうで。

 

　だから、
　半分は、自分のために書いてるようなもの。

　でもね？

 

　あと、もう半分は……、

　ここに来てくれる、ぼくの友達のために、書いてるつもりだよ？

 

――今居る友達。これから、増えてく友達――
のために、書いてるつもり。

　ぼくたちは、出来る。
　ぼくたちは、何だって、出来るよ。

　出来るように　なれるよ。

 

　だから……

　今、スグに出来ないからって、投げちゃ、
　勿体ないでしょ？

 

　一緒に、信じていこうよ。

　今は何もできなくても、流されるだけでも、イイ。
　ただ、自分を、けなさないで、一週間、生きてみようよ？

　それが、一番キツい道。

　あとから、一番、嬉しい道だから。

　苦難のあとにありつける、成功の果実。

　手放したりなんて　絶対にしないって、

　お互いに、約束してよ。

 

 

　さ。

　月曜日の、メゲやすいぼくは、これで封印。

　バイバイ、ブルーマンデー。

　じゃあ、また。

 

 

　日曜日に、ね？

 

…………see you.