なかなか民話に入っていかないので申し訳ありません。
言い訳ですが、衣装となると、どうしても衣服の歴史的なものが絡みます。
ということで、偉そうに人類誕生のところから始めさせてもらっています。
でも、あまり民話がでてこないと理屈っぽいだけで面白くないですよね。
このシリーズの①で書きましたように、シルクロードというのを一つの核にしようと思っています。
そして、シルクロードといえば、西はやっぱりペルシャでしょう。
で、ロケーションは隊商が砂漠のどこかで野営している中の一つのテントの中で、何人かが集まってくつろいでいる、といったイメージですよね。
昔、むかし、と始まるこのお話は「シルクロードの民話」
約著 島谷謙、宮崎泰行・・・から抜粋記載させて頂きます。
多少僕なりのアレンジもありますが。
むかし、あるところに羊飼いがおりました。
ある晩、夢を見ました。
両膝と胸のところに星が輝いているのです。
目が覚めた羊飼いは旅に出ることにしました。
何日も旅をして、ある日砂漠をいく隊商に混ざり込んで寝ておりました。
まだ夜が明けきらない時に、誰か女性が名前を呼ぶのです。
見ると、それは美しい女性が立っていました。
「早く用意をして。 出発するわよ。ムハンマド。」
羊飼いの名前は「ムハンマド」といいます。
彼は言われるままに、その女性を馬に乗せ、手綱を引いて出発することにしました。
ここから始まる長いお話はそのまま続けていくと、単なる民話のみ、という形になります。
それなら、本をまるごと紹介したほうが早い、ということになりますから、
民族衣装の適当なウンチクを重ね合わせていこうと思います。
で、これが、言ってはみたものの、なかなか難しい。
嫌にならずに読み続けてもらえれば嬉しいです。
では、次回。
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