 | 初ものがたり宮部 みゆき新潮社このアイテムの詳細を見る |
ぬぅ…桐井さん時代小説ばかりじゃないかってか。
そーです。ワタシは時代小説が大好きです。時代劇も大好きです。今テレビ観られないですけどねぇ。
宮部みゆきさんの面白さにハマリ始めたワタシは、古き友人に薦められてこの本を買ったのである。
岡引の茂七親分と、親分が通う深夜に営業するいなり寿司屋台の親父さんとの会話から、ふと事件解決の糸口が見つかり、茂七親分は解決に向けて静かに動き出す。
これがただの捕物帖ではなく、人間ドラマがあるのがたまらなく良い。
深夜のいなり寿司屋台で静かに交わされる会話。そのしんとした静けさが伝わってくる気がします。
しかも屋台の親父さん、ただ者ではない。
もしかして有名なあの人では…と思わせるところがなんともニクいです。
茂七親分は宮部みゆきのほかの本にも出てくるのです。
それを探すのも楽しい。
