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サ・高・住の老人ホームから。
こんな本読みました。
「じょつぱりの人」 森 まゆみ著 婦人之友社
「じょつぱり」とは青森地方の言葉で 頑張りやさん 頑固な人 とかいう意味~~女性に使う言葉らしい。
その人「羽仁もと子」さんの生涯とその活動を掘り起こし 記録したドキュメント。
明治6年 青森県八戸生まれ。汽車もない時代 八戸から東京まで1週間がかりだったという。
東京で結婚して、夫婦で 雑誌 「婦人之友」発行
大正10年 自由学園創立
この本を読んで、感想は過去のこと実に良く調べてあると~~感心しました。
羽仁もと子さんは頭の良い方でしたが当時の常識にとらわれず、自分の頭で考えて良いと思ったことは
すぐ実行する~~周りの人々を巻き込みながら。
社会生活改良 庶民の生活改良家~~と言えば良いのでしょうか?
例えば、
当時の日本では個人の家で 客間 や床の間を美しく飾る文化は進んでいました。
しかし 茶の間 台所周りなど、内々のことであって、余りにも配慮しませんでした。
羽仁さんは、出来る限り合理的で、働きやすく、美しく。西洋の真似でなく、自分の頭で考えて 「婦人之友」に記事にして読者に訴えかけました。
良いと思ったことは、火の玉のようになって世間に話しかけ 実行し 行動して、結果を出す人でした。
羽仁夫婦はクリスチャンでした。
昭和32年 83歳 没