ハリネズミのWHS 介護日記

ハリネズミのふらつき症候群の介護日記を綴ります。

ハリネズミの強制給餌のやり方

2020-09-24 14:31:40 | ハリネズミ

今日2件目のブログは、ハリネズミさんの強制給餌のやり方をご紹介しますね♪

 

*用意するもの*

1.【メインフード】

動物病院で先生から支持を受けた療法食が ヒルズ犬猫用a/d 回復期ケア

多くの動物病院では、ハリちゃんの療法食としてこちらの製品を支持されると思います。

ですが、わが家のシオちゃんは食いつかず・・・。

そこで、たどり着いたのが ロイヤルカナン退院サポート ウエット缶(ウルトラソフトムース)

こちらの製品は、はじめからイヤイヤしながらも食べてくれました。

偏食のハリちゃんは、口に合わないとそれ以降食べない傾向にあるようです。

他のフードや療法食を探した方が良いかと思います。

みなさんのお宅のハリちゃんのお口に合うものが、きっとあるはずですよ。

 

2.【サポート食】

チューブダイエット(ハイカロリー/高たんぱく)

こちらも動物病院で支持されることの多い、ハリちゃんのサポート食になります。

 

ふらつき症状で体が思うように動けなくなったハリちゃんは、筋肉が徐々に落ちていきますので、

高たんぱく・高カロリーな栄養食を補給する必要があります。

動物病院専用なので、ペットショップやホームセンターなどでは入手できないものです。

Amazonや楽天で購入できますので、まとめ買いをするとお得になりますよ。

ぜひ検索してみてくださいね。

 

3.【シリンジ】

針のついていない注射器のこと。こちらも病院で購入できます。

強制給餌の際に欠かせないものです。

ウエットフードやチューブダイエットを水で薄めたものを、口腔内を傷つけないように

優しく与えてくださいね。

 

徐々に固くなってきたら、新しい製品に交換することをオススメします。

こちらもAmazonや楽天で入手することができますよ。

 

*与え方・コツ*

①ロイヤルカナン退院サポート 小さじ1杯(5cc)を、同量のぬるま湯で溶く

②チューブダイエット小さじ1杯を、同量のぬるま湯で溶く

※それぞれを小さなタッパー容器に入れておきます。

③2.5mlのシリンジに吸引して少量ずつ与える

 

【注意点】

口に持っていけば自分で食べてくれるハリちゃんなら良いのですが、

わが家のシオちゃんは、イヤイヤして食べてくれません。

これがとても飼い主として苦労するところです。

 

イヤイヤするハリちゃんの口をこじ開けて無理矢理注入するのは絶対に辞めてくださいね。

誤嚥させないように様子を伺いながら、ゆっくりとシリンジのお尻を押すような感じです。

ハリちゃんがお口を開けてくれないときは、シリンジの吸引口をお口の左右につけてみてください。

どちらかほんの少しお口を開ける瞬間を見逃さないでくださいね。

お口をうっすら開けたら、シリンジの吸引口をお口にそっと差し込み、シリンジのお尻をそっと押してみましょう。

その後、イヤイヤしながらもウマウマしてくれたら◎です!

シリンジの中身を少しづつお口に注入しながら、ウマウマを確認。

シリンジの中身が無くなったら、餌を吸引して少量ずつ与える。

はじめはシンドイと感じるかもしれませんが、コツさえ掴めば飼い主さんなら誰でもできるはずです。



 

一人暮らしでハリちゃんの強制給餌が不可能だったり、いくら努力しても食べてくれない・・・。

食べさせても体重が増えない・・・。

そんなときがあるかもしれません。

わが家は夫婦二人で私が専業主婦なので、ハリちゃんの様子を伺いながら何とか強制給餌を続けていますが、

夫の方が強制給餌が上手!

私ひとりだったらこのコはどうなってしまうのか・・・と。

一人暮らしの方にとってはなおさらのこと、仕事をしながら介護をするのはハードルが高いかと思います。

 

でもね・・・途中で、決して諦めないで下さいね! 

ハリちゃんの「生きたい!」という生命力を感じるうちは、飼い主さんが愛情を持って接っしてあげることで

徐々に食べるようになってくれるはずです。

赤ちゃんに戻ったような愛おしささえ感じてくることでしょう。

焦らずに、ゆっくりと前に進みましょう☆彡

 



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