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カバンからスマホをとりだしてパチリ。
いつもの僕は、ポケットに手をいれて、下を向いて歩いているんだけど、今日のあさは、そらの様子がちょっとちがった。
どうして、こんな雲になるのかな。あとでウィキペディアで調べてみなきゃ。
たぶん、これが、ひつじ雲っていうんだと思う。
ひつじはモコモコしていてかわいい。ウールのセーターもよく着ている。寒いときは驚くほど温かくて、さすがひつじだねー、とか思ってる。
村上春樹の小説にも、よくひつじが出てくる。ひつじを巡る冒険とか、ひつじ男とか。あんまり詳しくないけど、なんだかひつじに意思を持たせたいみたい。
いつも牧羊犬に追われたり、生け贄のひつじになったりしているから、不憫におもうのかな。
僕も意思をもったひつじでありたい。
ひつじたちの沈黙も好きな本だった。ハンニバルレクター博士が上品だから。でも、完全に狂っていたりして、そのギャップがおもしろかった。
教会の天井が崩れて、大勢のひとが亡くなった事件を、神様がおこした最高のユーモアだって、小躍りしてよろこぶレクター博士。
とても印象に残っている。
あの小説を書いたのは、トマス・ハリスという遠い国のひと。描写が素晴らしくて、しんとした夜中に読んでいると、本の中から音が聞こえてくるみたいだった。
トマス・ハリスは有名だけど、作品は羊たちの沈黙シリーズだけだった。もっといろんな作品を書いてほしかった。
余計なお世話だろうけど。
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