毎日ココさん ココ惚れ日記 in Texas

元保護犬ココさんとのアメリカ犬連れ生活記。

Adoptionのこと

2016-05-09 | その他
CocoはNYのアニマルシェルターの一つNorth Shore Animal League (NSAL)から引き取りました。

犬を飼おうと決めて犬の飼えるアパートに引っ越してから何度か複数のシェルターを訪れたのだけど、なかなかこの子と思う子には出会えず、6回目の訪問でようやくCocoと出会いました。

ただ初めて会った時は目を合わせてもらえず、さらにリードをつけても他の人に興味を示すばっかりでマルさんパンさんのコンビには全く興味を持ってもらえなかったのでうまくやっていけるのか心配でした。さらには審査が通って、引き取りカウンターにでてきたときにはガクガクブルブルで引き取ろうとしているこちらが申し訳なくなるぐらい。。。

ところが慣れてもらえないんじゃないかという最初の心配はなんだったんだろうと思うほど、家に来てからは大変な甘えん坊に豹変しまして、今は常にマルにべったりです。シェルター内での行動でジャッジしないでと言っていたボランティアの人の言葉が本当だったと思います。

テネシー州で保護されたテリア系雑種、1-3歳メス、子犬を産んだ経験あり、健康診断の結果は全てクリア。
NSALで持っていた情報はこれだけでした。。。何があって保護されたのか、どんな飼い主さんとどんな生活を送ってきたのかは全くわかりません。

アダプションにあたっては友人への聞き取り調査と大家さんへの確認(ペット飼育の可否)と口頭と書面での審査がありました。
リストに書いた友人からは当日NSALからちゃんと電話があり、マルの人となりと犬を飼うにあたっての準備の様子(アパートの状況)について事細かに質問されたと言われました。本当にしっかりと審査が行われるようです。
また、NSALでは様々なワクチンの接種や避妊/去勢の手術を行ってから引き渡すようで、Cocoはうちに来る4日前に避妊手術がされていました。引き取り時にはKennel coughの予防のためにdoxycyclineが10日分処方されて、毎日朝晩と薬を飲ませるように、具合が悪くなったときには併設の病院に来院することを指示されました。さらに1ヶ月後には初めて犬を飼うオーナーのためのトレーニングに参加するようにと言われました。

引き取り費用は75ドル(成犬)でした。ワクチンや手術費用を考えると、当然マイナスになっていると思います。
こうゆうところは本当にアメリカ、多額の寄付で成り立っているんだと思います。

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