今日のお天気 ただいまの気温 9度
なんだかどんより、嫌なお天気の日曜日です。せっかくのお休みなのにね。
今日は珍しくサイエンスのお話です。とんでもサイエンス的なタイトルですが、真剣なサイエンスのお話です。
スウェーデンで行われたワンコを飼うことで心臓病のリスクを減らすことが出来るかを調べた研究で明らかになったことだそうです。
結構大掛かりな調査で340万人分の記録を解析したところ、一人暮らしでワンコを飼ったことがある人は一人暮らしでワンコを飼ったことがない人と比べて心臓病で亡くなるリスクが約35%少ないことが明らかになったと報告しています。さらに犬種別の調査では猟犬系のワンコが顕著に心臓病のリスクを減らしたとのことでした。
ほぉ、と思ったマルさんですが、読み進めていくと、他のコホート(研究対象者グループ)の結果では、この相関は認められなかったとしています。認められなかった理由は解析に使ったサンプルの数が少なかったからとのこと。また他の二つの別の研究グループの解析でも明らかな相関はないと報告されているが、これも解析の方法とサンプルの数の問題としています。さらに犬を飼うことと病気のリスクを減らすことは因果関係としては明らかにできなかったと報告しており、研究者たちが得られる情報以外の要因が関与しているとも言っています。
一概にワンコと暮らしていると言っても、主にワンコのお世話をしているのは誰なのかが重要要素となると思うんですよね。これが一人暮らしの人の解析では明らかな差が出たけど家族で生活している人では出なかった理由の一つになるのではないでしょうかね。それから犬種による差、これも運動量の多いワンコとの一人暮らし生活では必然的に飼い主側の運動量が高くなる傾向があるし、体力がないと運動量の多い子を迎えようと思わないというもともとの違いも大きいでしょうしね。
飼い主の運動量を考慮に入れて解析するとまた違ったデータが出てくるかもしれませんが、これだけ大規模な研究でさらに運動量まで考慮に入れてだとちょっと予算的には無理だろうな。
マルさんの無理やり結論:「ワンコを飼ってお散歩を頑張る」と心臓病のリスクを減らすことができる。だからね、飼うだけじゃなくて、お散歩つきで、お願いします。
オリジナルの論文はサイエンティフィックレポート誌11月号発表「Dog ownership and the risk of cardiovascular disease and death – a nationwide cohort study」
そして今日のココさんのデザートはオレンジでした。
久しぶりザンスね、 そろそろシーズンが始まったザンスか?
では、パクリ
この顔を見るといつも鳥のヒナを思うのだが。。。
パク
美味しいものはあっという間。
恒例のお皿チェック、あら今日は良いお顔ね。
そろそろ、柑橘類が美味しい季節が始まりますね。
これからはたまにワンコとサイエンスのお話を書こうかなと考えているマルさんです。
--修正--
3.4ミリオンなので、3万4千人じゃなくて340万人でした。いつも数がわからなくなるマルさんです。
糖尿病のリスクも下がりそう
お散歩は良い運動になってますし、、、
それから、精神安定剤にもなってるから、心の病にもきっと効くわね。
私は老化防止になってます!
サイエンス誌を読みこなすなんて、それも原文で。
きなこママの目はハートになっています。
私も 読みたいサイエンス誌いっぱいあるけど
英語ですからね、よー読みません。
それで マルさんのワンコとサイエンス情報
ここで 楽しみに 待っております。
嬉しいな〜
きっと 知りたい人っていっぱいいると思うのよね。
猟犬の飼い主に心臓病リスクが低いのは
やっぱりフィールドに出て飼い主も運動する機会が増えるからでしょうか。
あと散歩は健康面でかなり効果がありますよね。
愛情なんかも癒しパワーで影響がある気がします。
心疾患に限らず他の病気のリスクも下がるといいですよね。
わんこライフで健康&長生きると尚良しです
生活習慣病の予防としても歩くって良い運動になりますよね。そしてワンコもハッピー、なんてwin-winな関係
精神安定剤、わかりますねぇ。ココさん抱えているとなんだかほんのり落ち着くんですよね。
ワンコのいる生活は身体にも心にも良いですよね
マルさんの日本語ライティングトレーニングとしても重要なので、また良いなと思う論文に出会えたら書いてみたいと思います〜
犬の登録から犬を飼っていたかを検索したらしいのですが、大元のデータは本当に色々な項目を網羅していました。
ワンコライフで、ハッピー&健康って素敵