毎日ココさん ココ惚れ日記 in Texas

元保護犬ココさんとのアメリカ犬連れ生活記。

飼い主のストレスと犬のストレス

2019-06-09 | ワンコとサイエンス
今日のお天気 ☀️ ただいまの気温 19度
ココさんの体重 21.3 lb

すっきりとした初夏のお天気のNYです。

今日は午後からドッグランにでも行ってこようかしらね。


さてさて、今日は久しぶりにワンコとサイエンスで。

というのもね、先週にScientific Reportという雑誌に載った「飼い主の長期間のストレス状態はワンコにも伝搬する (オリジナルタイトル ”Long-terms stress levels are synchronized in dogs and their owners”)」という論文がとても面白かったのですよ。

飼い主さん(女性)とそのワンコ(シェルティとボーダーコリー)58組で、人とワンコの毛のコルチゾールの量を夏と冬にそれぞれ調べたんだってさ。

毛髪中のコルチゾールは長い間ストレスが溜まっているかどうかを調べるテストの一つね。

そしたら、季節、犬種、ワンコの性別や飼い主の性格でいくぶん差はあったけど、飼い主のコルチゾール量が多い(高ストレス)とワンコのコルチゾールの濃度も高かったんだって。

これまでにもね、お母さんのストレスはその乳幼児に伝わるっていうことは知られていたんだけど、飼い主のストレスもワンコに伝わるらしい。

ワンコは人間の感情を読み取ることが出来るっていう研究もあるのだけど、長い間シンドイと思っている状態はワンコもしんどくなっているってことなのね。

もちろんね、科学的にみると問題点とか明らかになっていない部分とかもあるんだけど、マルさん的には面白い。




ユーにストレスがかからないようにマルさんもストレスフリーな生活を心がけるよ。


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Long-term stress levels are synchronized in dogs and their owners 
Sundmanらサイエンティフィックレポート 7391(2019)より








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