CONNECT@山形県小国町 

約150年の歴史ある黒沢峠の敷石道
時代/地域/ジャンル全て飛び越えてつながる
おもしろ音楽イベントCONNECT

8月6日は朴の木峠を歩きましょ

2011-07-28 15:41:58 | 十三峠を歩く
CONNECT 2011


黒沢峠を会場にして今年で4年目
今年は自分たちの足で越後米沢十三峠を歩き、
普段は早すぎて見過ごしてしまう事や感覚を
一歩ずつ体感しながら近づいて参ります。

過去2回の峠歩きに関しては、こちらからどうぞ

大里峠
萱野峠


そして

第3回の舞台は

☆☆☆☆ 朴の木峠 ☆☆☆☆

ついに現在の町の中心地に入ってくる峠を歩くことになります。
かつて米沢藩の藩所があった場所に繋がる道です。ワクワクしますね。
頂上部からの飯豊・朝日連峰の展望は見応えがあります。
峠散策というより、登山といったほうがいいかもしれません。





コースタイムは大体1時間半だと思います。当日の詳しい日程は次回ブログにて!



ただ、2011年8月6日(土)には、小国町内、しかも朴の木峠のゴール地点付近で、こんなイベントが同時開催されます!!!!

鎌仲ひとみ監督作品 ”ミツバチの羽音と地球の回転” 小国上映会


おぐに町民花火大会

もう全部引っ括めて、またまた実りある、小国の休日をお過ごし下さい。

興味ある方は当ブログ、コメントなりメールなりでお問い合わせ下さい


CONNECT実行委員会



connect for CONNECT 2011@小国町慶昌寺

2011-07-24 21:43:11 | 十三峠を歩く
connect for CONNECT 2011@小国町慶昌寺



梅雨が明けて、夏が小国に到来したあの日

2011年7月10 日曜日


connect for CONNECT2011@慶昌寺が好天の元、開催されました。
同時に、午前中には大里峠から続いての、第2回峠歩きとして、小国町玉川地区から足野水地区に抜ける”萱野峠”を、スタッフはじめMoo-tala'sメンバー、一般参加者も含め(我が息子6歳も)総勢11名で歩きました。
”黒沢に繋がる足跡を残そう”と意味を込め、またひとつ自分たちの足で峠を越え、歴史ある敷石道の空気を感じ、自然について学ぶことができました。

それでは、当日の様子を少しご覧下さい

朝8時に、ライブ会場の小国町足水中里にある慶昌寺に行くと、杉林の間にささる朝陽がとても美しく迎えてくれた。



JUNくんの魂がこもった”テル坊主”をぶら下げたおかげか、当日は晴れどころか、梅雨まで吹っ飛ばしちゃいました~






そして萱野峠登山口に向かい、改めて峠に関するウンチクをインプットしてみます。
自分たちの五感で歴史を感じ知ることは、過去から未来へと続く一線上に乗ることで、それは自分を知ること、イマココでネイティブとしての存在意義を自覚できる素晴らしい行為だと思いました。








笹の花
~60年に一度咲くと言われ、咲いた年には災害や天変地異が起きると言われる


咲いてるし

ブナの実


去年は小国町のみならず、熊があちらこちらで目撃されましたが、ひとつの原因にこの”ブナの実”が関連していると言われています。
山師、金野氏が言うには、今年は豊作のようで、熊も森でお腹を膨らますことが出来るので一安心。



今度はここで泳ぎたい~黒滝と申します。
峠歩きは、大体ここまでで2時間弱のちょうどいいコース。アップダウンも少なく、6歳の息子も楽に(?)歩けました。

そして舞台を再び慶昌寺に移し、夕暮れからのお楽しみに向け、準備を開始します。



SPECIAL THANKS TO:
会場をクリエイティビティの渦と化してくれた、studioこぐま












小国町でエネルギーの地産地消を実現するため、日々勤しんでいるペレットマン
&自分の手からモノを作ることに取り憑かれた多才な相方様、そのご家族!(みんなお手伝いありがとうございました)





お座敷レコード隊、DJ2尺7寸&DJ HideUme


会場をビートと笑いと夕焼けで包み込んでくれた、アッセンションプリーズ!


Moo-tala's
Good Vibes、power、Soul、Rhythm、summerを南から届けてくれた、当日のライブはものすごいGrooveに圧倒されました。

Moo-tala's @慶昌寺 小国町connect for CONNECT 2011



人との繋がり、過去からの繋がり、自然との繋がりに、感謝し尽くしきれない想いが未だに残っています。
来場くださったお客様、会場をお貸し下さった慶昌寺の和尚様にも、改めて厚く御礼申し上げます。
また一歩、黒沢峠に近づきました。

次回は、8月6日!!
場所は朴の木峠を闊歩します。ゴールした所で、”ミツバチの羽音と地球の回転”を観て、夜は小国町民大花火大会!
詳細は近日中に発表いたします。


CONNECT実行委員会








connect for CONNECT 楽しみが増えました!

2011-07-08 10:17:47 | 十三峠を歩く
2日後に迫りました

connect for CONNECT 2011@小国町慶昌寺
黒沢に繋がる足跡を残そう

2011年7月10日(日)
第一部/9:00~萱野峠散策 
第二部/16:00~Live At 慶昌寺(小国町足水中里)

LIVE/
Moo-tala's
アッセンションプリーズ
ART/
studioこぐま
DJ/
2尺7寸
HIDEume


LIVEチケット 1,500円


このタイミングで、非常に楽しみなゲストが増えました!
小国で僕たちが山を歩いたり、環境について話したりしている中で、
いかに問題を解決して将来に負の遺産を残さないよう活動できるかと悩む訳ですが、

”自分たちの手や足で産み出せるコト、身近な地の恵みを利用していかに豊かな生活を送るコト”

を実践されているお二人に、参加頂けることになりました!



*ペレットマン  実演ワークショップ
 ロケットストーブ作成~一斗缶とエントツで作る強力コンロ 



 
こちらのペレットマンのブログをどうぞ 

↑↑↑↑↑ 興味惹かれますよね~?火を扱うというのは、人間にとって最初の革命だったわけで。



次に



*あしなが育英会へのチャリティー グッズ販売
 手作り、草木染め毛糸の編みもの、ミサンガ、シシュ、ネックレス等 




こちらのブログをどうぞ

↑↑↑↑↑ 何が出来ても素敵に決まってるじゃないですか!本当に楽しみですね。





なにもかも引っ括めて、CONNECT 今週の日曜は、最高の休日となりますよ!



後談話

2011-06-17 00:01:06 | 十三峠を歩く
実は、先日の大里峠散策には、続きの談話がありまして


頂上で昼飯を食べている時、一匹の黒アゲハがぼくたちの周りを飛び回っていました。
大きくて気持ち良さそうに飛んでいたもので、皆が注目していました。

その後小国側に下って歩いている間、何度かその黒アゲハが頭上だったり、林の方だったり、休憩中などは目の前を飛んでいく等して、ずーーーっとついてくるのです。



まあ、それ自体にはそんなに気も止めていなかったのですが、大里峠玉川側の最終点”道案内図”の前で最後に集合写真をとろうとなりまして



ぼくは10秒タイマーをデジカメにセットし、車のフロントに置いてから走って皆のもとに向かい・・・。

10



















カシャ




ん?


カメラのシャッターが下りる、そのタイミングに合わせて、映り込んで来たやつがおる。




黒アゲハの怪




第1回 越後米沢街道十三峠散策 ”大里峠”

2011-06-14 15:08:20 | 十三峠を歩く
CONNECTの舞台にもなっている、黒沢峠

越後米沢十三峠のうちのひとつで、敷石道が現存する過去と現在が同居する場所。

その峠道は新潟県から山形県に抜けるように通っており、今現在ボランティアやNPO団体によって保存の動きが盛んになっています。
詳しくは こちら


そして、ちょうど越県する場所に位置するのが今回の舞台、大里峠


小国側の玉川地区に車を残し、2台に全員で乗り込み、新潟県関川の”沼”地区に向かう。約1時間、途中なかなかハードな山道を車で進みます。



隊長の金野伸氏(杉沢)が安全対策を万全に、これから約3時間の旅を満ち足りたものにすべく奮闘してくれました。
歩く我々CONNECTスタッフはまるで素人。普段山で木こりをし、週末はハードな登山をこなす金野氏の存在があって初めて有意義な散策になるのです。







歩き始めは、あいにくの雨。ぬかる足下に注意しながらゆっくりと進みます。



ナラ枯れ

”枯れたナラの木からは、舞茸は採れないんだよ。” 金野氏が教えてくれた。

峠道があると言う事は、人が往来し、人の手が入った、いわば管理されていた山なのだ。自然に手を加えると言う事は、人間の時間の尺度と比べると、遥かに手間がかかること。

今の時代が便宜やスピードを重視する社会なら、自ずと人と山は疎遠になってしまう。
一度人間の手に管理された自然は、元の姿にはなかなか戻れずに、こうして膿みを出すように、僕たちの前に痛々しい姿を晒すのだ。

天然の舞茸を見つけると、皆舞い上がって喜んだと言う。それほどの恩恵を与えてくれる森は、何も言わず自然回帰していく。






峠の茶屋跡で一服。
きれいに間伐された杉林は、休憩していても居心地の悪さは全く無いですね。



”熊が皮をはがしたんだよ。人間が頑張ってもこんな事できないよね”

まだヌメリのある内皮に残る爪痕。金野氏は、比較的最近のものだと教えてくれた。どうして熊がこんな行動をとるのかは、まだわかっていないそうだ。

圧倒的なパワーの差を見せつけられた後に、今近くに熊がいるかもしれないという恐怖は、仲間がいたから何とか打ち消せたが、一人だったらとても耐えられなかっただろう。


雨も上がり、青空が顔を出し始める。なだらかな道は、昔の交通として非常に助かった事だろう。


山頂神社!!



神社の裏手に、さらに上れる道があったので、行ってみると・・・


海まで見えそうな、素晴らしい眺め。
一気に疲れが癒されます。




送電線の下ではあるものの、爽やかな風と柔らかな陽光があり、昼食をとるには気持ちのいい場所でした。

しかしこの送電線。確かにこれがあるおかげで、開けた場所で昼食をとれたわけだが、ちょうど峠道に沿って線が引かれているのは、どういうわけだろう。
工事の際にも大里峠の道は役にたったのだろうか。




頂上でちょうど越後から小国に入り、あとは玉川に向けて下るのみ



これぞ ”小国の色” 息をのむ美しさです。








植物の事、森の事、なんでも気さくに教えてくれる金野氏。
気仙沼の漁師達は、牡蠣を育てる為に、森に木を植える。手入れをする。
気仙沼出身の彼だからこそ、山の大事さをよく知っている。








そして、小国町は、玉川に帰ってくる・・・。みんな疲れたけどいい顔してたなあ。


ウェルカムドリンク。ただいま~



そして、次回!


そう、向かうは萱野峠(かやのとうげ)
一歩一歩、CONNECT@黒沢峠に向けて、ぼくたちは歩いていく。

次回予告
2011年7月10日(日)
connect for CONNECT@小国町慶昌寺
黒沢に繋がる足跡を残そう

第一部:萱野峠散策
第二部:LIVE @ 慶昌寺(小国町足水中里) 

LIVE:Moo-tala's
サンバララ

ART:studioこぐま

主催:CONNECT実行委員会