ただ日常をダラダラと‥

カンフーハッスル


昨日の夜、テレビでやっていたから見た人も多いはず。
「少林サッカー」のチャウ・シンチーの監督・主演。
相変わらず香港では「カンフー映画」を撮っているのが素ん晴らしい。
俺は数年前に劇場でこの映画を見たが感激のあまり涙してしまった‥。
内容は肩の凝らないコメディー・タッチのカンフー?映画なのだが
ストーリーの中盤に登場する悪役、武術界ナンバーワンと言われる「火雲邪神」。
と言っても頭の禿げ上がった下着姿のだらしない親父なのだが
何と演じているのは「あの人」ではないか!?

←こういう親父


「あの人」と言うのは35年ほど前、「燃えよドラゴン」が大ヒットし
ブルース・リーに続けとばかりに香港のカンフー映画が(それも有象無象の映画)
次々と日本で公開されて、その有象無象の中でも1歩抜きんでていた人。
ブルース・リャンではないか~~!!
「燃えよドラゴン」が大当たりしたので柳の下のドジョウを狙い「帰ってきたドラゴン」
で、「ブルース・リー」ではなくて「ブルース・リャン」!いいでしょ?
1970年代のこの安直さ。共演は和製ドラゴンの「倉田保昭」
しかし、ブルース・リーの亜流と思われたブルース・リャンは本格的なカンフーであった。
特に足技が得意で回転しての廻し蹴りが子供心にギュンと来ちゃった!

ちなみに当時「ドラゴン仲間」だった親戚の隆志君はドラゴン界では(どんな世界だ?)
ブルース・リャンが1番強くてジミー・ウォング(片腕ドラゴン)が1番弱く、ジミーには「俺でも勝てる!」
と小学生の俺にほざいていました。てめえは中坊のくせして。

で、そのブルース・リャンが劇中で大活躍?太って禿げてしまったが往年の動きは
まだ健在!まあ、CG処理もふんだんに使ってはいるが。
30数年ぶりに銀座の劇場で子供の頃のヒーローに再会出来るとは思わなかった。
映画を見終わった後、「ドラゴン」に憧れていた35年前を思い出してしまった。
確か、あのころは大人になったら「ドラゴン映画に監督主演。」が夢だったなあ。
訳もなく「アチョー」と叫びながら壁を蹴っ飛ばしたりして。
映画の余韻を味わいながら帰宅し物置から「ヌンチャク」を探しだし
久々に振り回してみたら鼻にぶつかって鼻血が出ちゃった‥。

まあ、チャウ・シンチーにはこれからも「カンフーorドラゴン映画」を撮ってもらいたいな。
俺の分まで。
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