ただ日常をダラダラと‥

ゴジラ・コレクション  国書刊行会

意外と本は読む方だと思う。
特にサブ・カルチャー系が大好きだけど。
最近は悲しいことに老眼が進み、意地でも老眼鏡をかけないので
本は買っても読まないまま放っておく事が多い。
アタシは「いい歳コイた怪獣博士」だから昔は「ゴジラ」の本もよく買っていた。
数ある「ゴジラ本」の中で1番の出物はこれ。

ゴジラ・コレクション  国書刊行会  昭和59年刊行
この本?(本ではないんだな。)は昭和29年に「ゴジラ」が公開されてから
昭和43年公開の「怪獣総進撃」までの殆どの宣材(宣伝材料)を復刻したものである。
いつものように大雑把に中身を公開。




ねっ!「ゴジラおたく」なら血湧き肉踊る内容でしょ?
これを手に入れたのは確か20歳代の後半だったと思う。
たまに車で前を通る古本屋にふらりと入ったときに書架の上の方に有ったのだ。
早速、手にしてクリビッテンギョーイタオドロ!(ビックリ仰天驚いた!)
その内容の濃さにも驚いたが、主だった「ゴジラ本」は持っているアタシがその存在自体も知らなかったからだ!
昭和59年刊行(ゴジラ復活の年だ!映画はショボかったけど)で定価が10000円。
値札が付いていなかったので主人に聞くと値段は23000円とのこと。
やっぱりプレミアが付くだけの価値はある。と思いつつその日は持ち合わせが無く退散。
後日、売られていないことを祈りつつ23000円を握りつつ件の店へ。
店には先日の主人は不在で店番のお年寄りの女性(つまりはババアだ。)がいるだけ
そして「ゴジラ・コレクション」もこの前と変わらぬ位置においてあった。
早速、手に取りババアの元へ。
案の定、値札がついていないので売値がわからないとのこと。
「やったね!」アタシは心の中でガッツポーズ。
で、あたしは常識を持ってババアを説得。
まず、ここは古本屋であること。値札はついていないが定価が10000円であること。
古本なので定価より値段が高いはずがないこと。
そして、あたしが急いでいて早く帰らないとお風呂屋さんが閉まってしまうこと。
などと勝手に捲し立てて10000円で買って来ちゃった!
ババアには悪いがあの時はラッキーだったなあとつくづく思う。
という訳でこの「ゴジラ・コレクション」アタシの自慢の逸品です。
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