荒川区の伊達さん、当て逃げ犯を引っ捕らえる。

それはこの前の土曜日の夕方の話。
アタシが自転車で「いなげや」に夕飯の買い物に行った帰り道、ウチの近所の交差点で信号待ち。
目前の歩行者信号が青になったのを確認してユルユルと横断歩道を渡り始めたら…信号無視のタクシーが突っ込んで来やがった！幸いなことにお互い急ブレーキを掛けてアタシの自転車の前輪がホンのちょこっとタクシーの左前方に当たっただけで済みました。普段は温和だが頭に来たアタシは運転手に文句を付けに注意を促そうと詰め寄りました。
そしたら…ふざけたことにそのタクシーは猛スピードで逃げ出しやがった！
アタシは直ぐさま追いかけましたよ、気合いとガッツと根性で。
次の信号が赤で停車している車がいたのでどうにかそのタクシーを捕まえることが出来ました。
「オイラのぜんまいキコキコしちゃう！」状態で頭に血が上ったアタシは力任せにタクシーのドアを開けて運転手を引きずり出しましたよ。
その運転手は７０歳近いジジィ年輩でした。「スミマセン、スミマセン。」と謝るワリには「信号無視もしていないし、当ててもいない。」とヌカシやがった！
「じゃあ、俺アタシが信号無視をして当たり屋をやったとでも言うのか？この野郎！ふざけた事をヌカスとブッ殺すぞ！」と詰問問うと黙って下を向く始末。もちろん１１０して警察を呼びましたよ。警察の事情聴取にも件の運転手は同じことをヌカシ、警察官に矛盾点を突かれるとやっぱり黙ってしまい下を向く始末。
まあ、警察も来たし、ホンのちょこっと当たっただけだし、相手がジジィ年輩なのでこっちはこれ以上のアクションはせず、警察の方できちんと処罰することを望む旨を伝え警察官に身柄を任せました。
アタシが多少冷静を取り戻すと左手の薬指に痛みを感じました。
見てみると爪が明後日の方向を向いているではありませんか！
どうやらタクシーのドアを力任せに開けたときに思い切り生爪を剥がしたみたい。
警察官の言うことではこれは事故扱いにはならないそうだ…。
割り切れぬ思いで近所の病院に緊急外来で治療を受けに行きました。
当分、少し不自由な生活になりそうです。

当て逃げ犯を引っ捕らえた際に左手薬指を負傷した荒川区の自称・国際的スノードーム・コレクターの伊達さん。