暑くてキーボードを打つ気にもならないよ。
だからと言ってエアコンの効いた家の中にシキ籠ってもばかりいられないので、先日は修行の意味も込めて炎天下に歩いて上野の燕湯まで。
1秒でも早く湯に浸かり汗を流したかったが、気まぐれにチョイと遠回りして不忍池の畔りを歩く。
するってえと骨董市をヤッていて、その中の一軒をフイに覗いて見ると‥ガラクタの中に古いスノードーム1個がポツネンと置いてあるじゃない!
ああ、アタシはコレに呼ばれていたんだな‥と思い、手に取ると何やらビンタゲ感(VINTAGE感)が漂うスノードームじゃないの!値段を聞くと何と!300円!!
取りあえず速攻で買いましたよ。
で、良くそのスノードームを見てみると‥
水は半分に減っているが中身はマリモが3個ほどゴロリと入っていて、ベース(土台)はなんと!木製!今までベースが木製のスノードームはビンタゲのイタリアのスノードームしかお目にかかっていなかったので、日本製(多分)のモノで木製のは新たな発見ですよ。ホイでもってその木製のベースには中身がマリモだけに北海道の利尻富士らしきレリーフが刻まれているじゃあないの。
こりゃあアタシの20数年のスノードームコレクター歴の中でも珍品ですよ。年代的には‥そうさなあ、昭和30年代ぐらいかしら。
んで、何でコレが日本製だと仮定できるか?つーと古い日本製のスノードームに良く見られる「水草」がコレにもマリモと共に入っているからなのだよ。んで、何で水草が入っているか?つーと当時スノードームは「水中花」の延長上にある物と考えられていたのではないのか?とアタシは仮定するのだが、所詮アタシが考える事なんでアテには出来ぬが‥。
まあ、何の気なしに遠回りしたお陰でこんな珍品が300円という価格で手に入るとは思いませんでいたよ。
取材などでアタシがスノードームに魅せられた理由をよく聞かれるのだが、最近では逆にスノードームがアタシに魅せられたのだ。と、僭越ながらそう思える様になって来た。
最新の画像もっと見る
最近の「スノードーム」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
2007年
人気記事