この十数年間は外で酒飲んだ時にしか喫わなかったのだが、
今年の春くらいから仕事中に限って1日5~7本ほど喫う様になってしまった。喫うのは会社にいるときだけで家では喫わない、休日も喫わない。
仕事中だけ、ストレスを感じて喫ってしまう。
近年では禁煙マナーが高まり、皆さん喫煙には気を使うようになった。
駅のホームや駅前がキレイになり、良いことだと思う。
しかし、禁煙マナーは向上したのに喀痰マナーは向上しないのだろう?
あの、「くかァ~ッ!」と周囲に響く不快な音の後に路上に発射される粘々した不愉快な流体。
道路上に放置されたその流体はハッキリ言って、タバコの吸い殻よりタチが悪いよ、特に踏んでしまった場合などは。
何で、行政や自治体は喫煙マナーは声高に叫ぶのに喀痰マナーはほとんど叫ばないのだろう?不思議だ。
調べたら、痰を道路等の公共の場で地面に吐き出すことは軽犯罪法で明確に禁止されている。ましてや、痰から感染を引き起こす疾患もあるそうだ。
まあ、タバコで言えば副流煙みたいなモンだな。
この前、庶民文化研究家の町田忍氏と話して盛り上がった話題が「痰壺」
昔は公共の場所のここそこに「痰壺」が置かれていたよ。
確か、今でも美容室や理容室には設置が義務付けられているハズ。
まあ、その義務はほとんど有名無実だが。
白いホーロー挽きで、すり鉢状の蓋がついている「痰壺」
コーヒーカップより、やや大きめのサイズなので命中させるのは至難の業だっただろう。コツがあるんだろうな。
同席していた妙齢の女性が意外にも、この「痰壺」の存在を知らなかったのが不思議だったな。
しかし、流石の町田さんも「痰壺」の蒐集はしていないみたい。(笑)
で、話を戻すが喀痰は立派な軽犯罪。
「くかァ~ッ!」の後はゴックンと飲み込んでください。
ボクが踏んじゃうから喀痰は止めておくれよオ!
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