御年100歳のアタシの母方の祖母の見舞いなのだよ。
100歳の節目に先日の敬老の日に行政側から祖母に贈られたのは
石原都知事からの「金杯」のみ。一体、この国と来たら‥。
関東大震災で浅草の凌雲閣が崩れる瞬間を目の当たりにし、東京大空襲では赤ん坊を背負い、その日に9歳の誕生日を迎えたアタシの母の手を引き上野の山に逃げ、そして100歳で東日本大震災を経験した祖母。
明治、大正、昭和、そして平成を生き抜いて来ました。
敬老の日から1週間後、祖母は自分の吸ったタバコの火の不始末で酷い火傷を負ってしまい、以来入院しているのだ。
どうだ!タバコを吸っていても100歳まで長生きできるのだよ。
アタシもこの祖母のDNAを受けついているので、将来は長生きしてヤなヒヒ爺ィとして嫌われてやるからな!そう、思え!
自転車で千駄木に向かう道すがら、根津へチト寄り道。
するとどこからかチンドンの音色が聞こえてくるではありませんか!
チンドンと来たら見学せにゃなるめえ!ってなもんで音色の聴こえる方向へフラフラと。
やはり、チンドン太鼓とゴロス(太鼓)とクラリネットの3人編成のチンドン屋さんでした。根津・千駄木下町まつりの賑やかしだそうだ。
面識は無いのだが、チンドン太鼓の女性はチンドン屋さんの事を克明に綴った「チンドン・聞き書きちんどん屋物語」の著者の大場わかめちゃんではありませんか!
「チンドン~」にはアタシのお友達の東京チンドン倶楽部の高田氏も深く係わっており、わかめちゃんの事は高田氏よりよく聞いていたのよ。ゴロスのおねえさんもこの本の中の写真でお見かけした方でした。取り敢えず、挨拶をさせてもらい写真を撮らせてもらいました。写メも撮り、高田氏に送ると今回の仕事は赤羽の花島喜之助親方の仕事の出方でゴロスのおねえさんは江戸家春江姉さんでクラリネットの方は三井楽士とのことでした。
先週の谷中まつりでは月島宣伝社の方々が練り歩いていたようで、今まで身近すぎて気づかなかったのですが、谷根千界隈にもチンドン屋さんが頻繁に訪れているようです。
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