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シチズン電波置き時計

2022-07-03 12:03:38 | 日記
2022/07/03(日)


本日の修理依頼。(預り日。6月30日)

シチズン電波置き時計

4RN414-023。

初見。

止まり。

前回、電池交換。

お預かり。後。

電池を全て外し、電池ボックスの点検。

電池交換から1年以上経過。

2年過ぎているか?

電池の液漏れ確認。

で。

分解。

裏蓋を外す。

ムーブメント近くまで、外す。

機械を外す。

で機械を分解。

やはり、ローターの破裂。

歯車の変形。

アリの痕跡。発見。

通常で有れば。

ここから、軽く掃除して、組み立て直し。

いわゆる、修理不可能。

で組み立て直し。

が。

私の場合、再生の可能性を考えます。

余計なお世話かも。😅

まずは、父が残してくれた、修理後の故障品の捜索。

で。

使えそうな、ムーブメントをチョイス。

だいたい、同じような故障の時計は、欲しい部品が故障の場合が多い。

困った。

諦めるか?

時計が現役で、販売されている場合、メーカー修理が可能です。

ラインナップから落ちても、数年はメーカーが修理して、くれます。割高ですが。

お客様と相談。

メーカー修理までは、しないとの判断。

ここから先、自力修理。

どれくらいまで、修理費用がかかってよいか?

ご返事を伺い。

修理検討。(一人会議)。

取り敢えず、使えそうな時計を、インターネットで探すことに。

ありました。

が、プロの方の出品か?

2~3質問しました。

9割。プロの確信。

で購入決定。

本日届きました。

欲しい部分の部品を確認。

最高の状態でした。

少し、こちらの時計が、可愛そうでしたが、部品の取り出し。成功。

で。

修理依頼品に、はめ込み。

修理完成。

電池をはめ込み。

稼働テスト。

現在。良好。

2~3日、様子を見て。

お客様に引き渡し。

1個の時計を、助ける為に、数個の時計を犠牲にする場合が、有ります。

虚しい瞬間。

少し、罪悪感を感じます。

部品を取り出した時計は、手厚く保管して次の、修理に備えます。

お客様の、笑顔が救いです。

こんな、時計屋の日常。

それでは。また。🙇

















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