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積もる積もる枯葉が積もる ときどき風に攫われて行く
(2019-10-30 20:56:04 | 短歌)
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寝台に横たわる君の頬に触れ二度と聴けない声を想った
(2019-09-30 13:13:01 | 短歌)
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荒れ狂う野分は去りて見上げれば空から秋が降りてきた午後
(2019-09-26 15:36:06 | 短歌)
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ふっくらと母になりたる君を抱き眠った夜を我は忘れじ
(2019-09-14 18:41:13 | 短歌)
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霞かかる弥生の空の富士の山 鳳眼を以て我を眺る
(2019-03-18 13:33:40 | 短歌)
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朔日の終わりに思うあぁ今日は平成最後の元旦だった
(2019-01-03 17:05:33 | 短歌)
新年号は 「巗輾」ゲンテン であ... -
我よりも早く逝きたる人を思い燠火の様な残照を見る
(2018-12-12 16:59:33 | 短歌)
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水槽の上に翳した手の影を追いつメダカやひよひよ游ぐ
(2018-11-19 11:55:49 | 短歌)
餌〜〜餌くれ〜〜 てなもんか でも... -
滑らかな茄子の姿に見惚れたから献立変更 包丁を置く
(2018-10-03 18:43:44 | 短歌)
もうちょっと見ていたい -
6階の窓を開ければコオロギの声聴こえてきたり意外な距離で
(2018-09-11 19:51:29 | 短歌)
コロロロロ -
そこここで秋がチラリと覗いてる空の高さや海の蒼さや
(2018-09-11 12:12:25 | 短歌)
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黒雲がちぎれて奔る 大風に震える窓をじっと見る猫
(2018-09-04 13:22:21 | 短歌)
台風怖い -
この旅の終わりに見える風景がわかる気がするきっと既視感（dejavu）
(2018-07-29 17:59:47 | 短歌)
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クマ共に負けてたまるかミンミンとミンミンゼミの絶唱を聴く
(2018-07-29 07:59:08 | 短歌)
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潮風に満たされているリビングで堀辰雄なぞ読んでいる午後
(2018-07-13 15:07:06 | 短歌)
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しずしずと暮れる夕日に一日の感謝を込めてカーテンコール
(2018-06-24 20:25:48 | 短歌)
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真っ直ぐな心で見つめてくれるから言葉は無力猫と暮らせば
(2018-06-23 02:43:39 | 短歌)
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安っぽい哲学じみた「雨の日に傘をささない生き方」の意味
(2018-06-20 07:29:59 | 短歌)
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ベタすぎるシチュエーションに朋友と降り立つ鎌倉高校前駅ホーム
(2018-06-14 22:22:15 | 短歌)
まじベタだから -
初夏の日の風吹き渡る一山に点描の如 咲くや紫陽花
(2018-06-14 11:20:02 | 短歌)