インテリア・家具 横浜元町[ダニエル] 家具店主 咲寿義輝のブログ

家具・インテリアショップ 日本の洋家具発祥の地:横浜元町から インテリアに興味のある方への情報ブログ

バタフライチェア イギリスのグッドデザイン ercol's Chair

2012-12-03 | インテリアについて
アーコールの『バタフライチェア』をご紹介。
1958年に創業者:ルシアン・アーコラー二氏によってデザインされたこのチェアは、当時としては画期的な技術でその曲線を作り出したことでとても有名な椅子。

このチェアは、その後の北欧家具や北欧デザインにも多大な影響を与えたのです。



そもそも、ウィンザーチェアと呼ばれるイギリスの伝統的な椅子を基に、『もっとシンプルで美しいデザイン性の高いチェアを作りたい。』これが、デザイナー・アーコラー二氏の思いでした。

そして、曲げ木の技術と合板の技術を用いて作られた曲線と、木部の美しいラインは、半世紀以上が経った今日でも全世界で愛され続けられるチェアの生まれたのです。

特にこのチェアは、前面だけでなく、横や後ろからの見栄えが素晴らしい。
 

世界にそれほど多くない、『見ているだけで美しい・チェア』の1つと言えます。

最近では、パリのホテルで使わたり、レストランで使われたりとホームユースだけでなく、公共的な場所でも多く使われています。

レストラン使用では、そのお店のコンセプトカラーに着色し統一感のあるインテリアコーディネートがされています。
  

パリのホテルでは、各部屋全く違うインテリアにもかかわらず、その存在感と美しさでマッチしてしますのです。
 

 

 

このチェアは、英国人デザイナー マーガレット・ハウエル女史が本人のコレクションに入れたことでも有名。
2012年の夏に、彼女のブランドから限定カラータイプが発売され更に注目を得ました。


ブラック・レッグと呼ばれる上記のモデルは、1958年に製作された時に数脚作られたモノを復刻したタイプ。
木質感のある座面と背中がよりアクセントになっています。
※こちらのブラック・レッグタイプは、マーガレットハウエル限定販売品です。

こちらも、ファッション業界でとても有名な英国人デザイナー ポールスミス氏も、英国の子供がん医療センターのデザインを手がけた時に、アーコールのバタフライチェアを採用。
デザイン画を手にもって『GOOD!!』のサインが印象的でした。
 

医療センターのバタフライチェア


最新のバージョンは「東京デザイナーズウィーク2012」で発表された
リーフデザインパーク限定バージョン

ホワイト・レッグタイプ。 背中と座面も優しいナチュラルカラーでより優しいデザインになりました。

もっと詳しくご覧になりたい方は、アーコールオフィシャルホームページへ

★★★アーコール・ジャパン www.ercol-japan.com★★★


最新の画像もっと見る

コメントを投稿