インテリア・家具 横浜元町[ダニエル] 家具店主 咲寿義輝のブログ

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家具修理 ソファの張替

2012-03-03 | 家具修理関係
長年使用したアームチェアの修理を承った。
そのきっかけは!!

今回【修理する椅子】の前に購入した3人掛けのソファがヘタリ、元町チャーミングセール(年2回ある)横浜元町ショッピングストリート全体のSALEに出ていた、マルニ木工のソファを買い換えたのが、修理のきっかけとなりました。

新たに購入されたソファを納品した際に、新しくなったソファの前には今回の修理するアームチェアが2脚、

座面も少し切れかけている状態で設置されたとき、こちらのアームチェアの張替をお勧めしたのでした。

一般的には、ここでアームチェアの買い換えをお勧めするのですが、このアームチェアの購入した経緯を伺い、また、3人掛けソファとデザインも木部の色調も同じようで全く問題がなかったので、椅子の張替にお話をすすめました。

今までは、三人掛けと、一人掛けの布地が異なっていましたが、今回は三人掛けで張った布地で一人掛けの張替をすることをお勧め。

張り上がった布地が揃うことで、お部屋に統一感がでて、まとまった設えが演出できるからです。



まずはお引き取りしたアームチェアの分解作業。


古くなった背中の詰め物が劣化してヘタっています。

座面も劣化が進み、表面は粉状になっています。
※最近この状態でもウレタンを交換せずに、新しい張り地をカバーしてします業者さんがいるのでご注意ください。価格が極端に安い場合は、現在張られているモノを剥がさずに、新しいモノでカバーしてしまう業者があるのです。


【ダニエル・家具の病院】では解体後、全て古いモノを取り除き新しいモノを製作・詰め込みをします。
今回もウレタンを交換。前回は黄色いスポンジの塊であった座面の詰め物を、今回は3層構造の座面使用に変更。
劣化を防ぐことと、座り心地の良さを演出します。


背中のクッションも同じく、詰め物を全て交換。

張り地も、新しいソファの布地を取り寄せして完成。
 

修理前と修理後

 

見違えるようになりました。
金額は約4万円(布地やウレタン交換、作業代含む)。
新しいチェアを買えば、やはり6万円から8万円する椅子。半額ぐらいで修理ができてお客様にも大変喜ばれました。

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