義母のこと

2月12日は義母を病院に連れて行く日で

老人ホームまで夫と迎えに行った。

コロナ禍の影響で義母と面会はできないし、外出も外泊も絶対ダメですと入所説明で厳しく言われた。

なのに病院には家族が連れて行くのはいいと言う。ちょっと矛盾を感じるが、私は病院に行く日は義母と会えるし、ホームの様子も聞けるのでいいんだけど。

もし職員さんが付き添うなると送迎料金と診察を待つ間は1時間ごとに料金がかかるからなのかな？家族の金銭的負担軽減への配慮？

それとも人員不足のせい？といらぬ詮索をしてしまう。

1ヶ月ぶりに会う義母は、顔色もよく自宅できつそうな顔で「痛い」「歩けない」と言っていたのが嘘のように歩行器を押して自分の力で歩いてきた。

本人のきつさは変わらないのだろうけど。

義母がホームに入所する前は

夫にも義姉にも義妹にも

いろんな不満があったけれど、

今、お世話できるのは私なんだと言い聞かせて、病院の待合室で義母のホーム生活の様子を聞いていた。

診察が終わってホームに帰る僅かな時間

自宅に少しだけ寄った。

座布団や明るい色の服が2、3枚いるそうだ。

庭を見るまでの時間のゆとりがなかったので、以前、スマホで撮った椿や梅を数枚、義母に見せた。

梅は義母が短く剪定したらしく、それでも花を咲かせていたことに

「うわぁ！」と声をあげた。

ビックリしたのかなぁ