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DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

秋田内陸縦貫鉄道(鷹巣→角館)



 と言うことで、念願の秋田内陸縦貫鉄道乗車。まあはっきり言って、路線に大した観光地もなく(内陸と言うだけあり、海は見えない)、乗ること自体が目的。鷹巣から角館まで、始発から終点まで。
 JR花輪線始発に乗るために3時半起床。家を出る時にはもう明るい。途中まで5月まで通った通勤路、すでに懐かしい。花輪線始発、IGRホームかと思いきや、JRホームから。しかも改札開く時間に立ち会った、素晴らしい。
 実際には秋田内陸縦貫鉄道が2時間半、花輪線は3時間乗るわけで、花輪線の方が長い。松尾八幡平(岩手県側)、鹿角八幡平(秋田県側)を越えていく長い列車旅。
 大舘で奥羽本線に乗換、御成座と言うシブい映画館発見、現役みたいだ。駅構内にはボッチャのコート。奥羽本線は4駅16分。
 鷹ノ巣から鷹巣乗換もまた1時間半待ち。取り立てて見るものがあるわけではないが、ここでお土産買ったり食事しないとチャンスはない。
 さて秋田内陸縦貫鉄道、乗車券にハサミが入ります。ワンマンカー、と思ったら乗務員がいた。最初は平野でも、やはりすぐに森の中。そもそもこの路線はこうした森林から取った木材を運搬するための路線だと認識しているが、今はこうして旅客運行しかしていない様子だ。と言うか、森林がずっと続く割にはあまり起伏のない路線だな。すれ違いポイントもほとんど見かけない。で、すれ違いポイントのある阿仁前田温泉駅では他の乗客が全員下車、独占状態に。
 約1時間、阿仁合で接続乗換、青い車両から黄色い車両へ。えっ、まだここ、北秋田市なの?1時間乗ってまだ北秋田市を抜けてなかったとは!
 阿仁川の水がめっちゃきれい、川底がはっきり見える。長いトンネルを抜けて、ようやく北秋田市から仙北市に入る。
 総じて、他のローカル線も素晴らしいが、この路線は何か目玉となる観光スポットがあると言うより、最も開発されていない、手つかずの自然を感じられる路線(実際には森林はかなり手が入っているな、と思われるところも多いが)、その一点だと思う。鷹巣から角館まで、集落はあっても、賑わう街は一切ない路線。
 もうすぐ終点の角館、ここは降りたら忙しいことになりそう。
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