DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

ロックの反逆性とクラブ音楽の変態性

ワールドロックナウが終わった。まあ番組が終わってもロックは聞き続けると思うが、やはり30代にクラブミュージックに乗り換えた以前の情熱には戻れないだろう。
いずれにせよ、節目なので、ロックとクラブミュージックの違いについて想いを巡らせてみた。単純な区分けはできないことを承知の上で、私個人は、ロックには反逆性を、クラブミュージックには変態性を求めているんじゃないかと考察。
ロックはもちろん、1960年代のヒッピームーブメントから脈々と続く反体制のメッセージが大事だと思っていたし、今でもそれは変わらない。だから基本はUKロックだし、アメリカンロックはむしろR&Bやカントリーの影響を受けたミクスチャーとして需要していたような気がする。だから、ヘヴィメタルなんかは音的には激しくても、反体制的メッセージ性は乏しいので、あまり親近感はない。
一方、クラブミュージックは変態性が大事。テクノに出会った頃は、Richard Jamesの変態性が癖になっていたし、ハウスはディスコ時代から変わらずLGBTQ+(特にゲイ)カルチャーの基盤を持っていて、今で言う「生きずらさ」からの解放感を味わえる音楽としてずっと追い続けてきた。そもそも、真夜中一晩中暗いところで踊り続ける卑猥さはエロい行為であることは間違いない。
私は、反逆性も変態性もどちらも大事。日本のサブカルチャーも最近は慣れ親しんでいるが、やはり反逆性と変態性を満足させてくれるものが少ない。
次は、反逆性と変態性を兼ね備えた音楽が登場してくれると嬉しい(音楽じゃなくても良いけど)。
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