働かなければならないと言う焦燥は、太平洋戦争で言えば絶対に負けてはならないと言う焦燥か。戦争に負けてようやく復興が始まったように、自分も立て直しにはもう一度敗戦すべきだろうか。そんなことを言ったら連戦連敗の未来が待っている、と言う忠告が来そうだが、太平洋戦争の焦りも似たようなものではなかったか。負けても良かったことは戦後の復興が見事に証明している。表参道高校合唱部でも、勝ち組から引きずり下ろされた人間が負けを認めて本来の自分を取り戻した時に、光が挿している。
ネット右翼的な好戦的な連中は、なにがなんでも勝とうとする人たち。スポーツみたいに自分が全責任を追ってそれを発言するならともかく、国と言うものになにがなんでも、と言うのは私の実感から程遠い。勝ち負けとかではなく、負けを認めて本当の自分に戻れた時に、幸せの光が見えるのではないかと思う。なるほど、成功本でも時々そういう話がありますね。
天皇批判でもしようと思ったが、昨日のNHKスペシャルを見たら、やはり軍部の暴走がひどいと思った。何が楽しくて国なんてものを命がけで守るのか知らない、家族のこととか恋人のこととかを思い浮かべる尋常な人間の発想ではない。私たちはただ尋常な感情に素直に従えば良い。あの頃の軍人のように、沖縄住民を犠牲にしても国を守るべき、なんて言ってる人は、家族とか恋人とか具体的な守るものを持たない、空虚な思想に染まっているだけの人だ。そういう人たちには1人ひとり諭して行くしかないのだろう。喧嘩してもこちらが好戦的な態度に追い込まれてしまうのだから。
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