もちろん、「外交ボイコット」理由であるチベット・ウイグル民族迫害問題も大変重要な問題であるし、東京五輪からずっと問題にしている、バッハ会長率いるIOCの《五輪と言うイベントを使って開催国の予算を湯水のように浪費する》ような連中に大会を運営させることを止めさせることも大事。
しかしここで強調したいのは、「アスリートの人権」と言う視点だ。中国のテニス選手、彭帥選手が軟禁されていることが今回の外交ボイコットの引き金の1つであるが、まさに国家がアスリートの人権を損ねたと言う点ではまさにアスリート自身の問題だ。アスリート自身が意思表明をすべき問題であり、政治家が北京に行く行かないとは別のところで、選手たちがアクションすべきではないのか。
下手をすれば、中国とは関係のない、BLMへの意思表示や、アフリカや中東などでいまだ散見される民族紛争問題への意思表示ですら、中国政府は「国内に人権問題を持ち込むな」と、彭帥選手のように拉致されるかもしれない。アスリートにとっては他人事ではない話なのに、なぜ彼らは意思表明しないのか。
私は私で相変わらず、金の無駄遣い、少数民族の人権擁護の観点から北京五輪に反対する。そして、アスリートの皆さんには、どうかアスリートの人権を守るために、アクションしていただきたいのである。
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