来週から（仕事が）トップギアだ、と言われても、今週がすでにトップギア、しかも来週に回してしまった宿題もてんこ盛り。いったいどうなることやら。退社後しばらくは放心状態。そうは言っても今日はまたしても強制早帰り、と言うことで結局銭湯めぐりしてしまう。職場近くのひなびたそば屋で夕食、ようやく放心状態から自分を取り戻す（いやまだ完全には治まってないが）。バスで武蔵関駅に出て徒歩６分くらい。土地勘がない場所、どこで曲がれば良いのか分からなかったが、柱に「松の湯通り」とある、分かりやすい！果たして、現れたのは見事なニュー銭湯、街のシンボル的存在の歴史ある銭湯がリニューアルした感じ。玄関には両脇に巨大招き猫、強烈だな。下駄箱はコイン返却式、入浴券を自動販売機で買ってとってもオシャレなカウンター（実際生ビールも売ってます）にチケットとスタンプ帳を。カウンター内は母娘でしょうか。
半二階と言うか、脱衣室へは数段階段を上ります、男女階が違う訳ではない。
もちろんニュー銭湯ですから脱衣室も清潔感は完璧。脱衣ロッカーもコイン返却式かあ、昔鍵がよくなくなったり盗難に遭ったりしたのかな。
さて浴室、彫刻類はないのでローマ風呂とは言えませんが、かなりのゴージャス感溢れる銭湯。こりゃ1000円くらいの価値はありそうなリッチ感。両脇にカラン、備え付けの湯道具は薄緑色の大型座椅子と洗面器。浴室の中央付近にかけ湯があるのが謎、普通は入口すぐにあるものだが。カランのシャワー、取っ手が鏡右側にあります。しかし一見の私には洗髪の後目を開けないと在処が分かりませんでした（苦笑）。天井はログハウス風と言うか、三角屋根、どうやらマンション銭湯ではなさそう。
さて浴槽、先ずは左手奥から。正面奥にボタンで作動する設備、右から座風呂、ジェットバス、人間洗濯機。その左手前に足伸ばし座風呂とでんき風呂。これだけでもかなりの満足度ですが、その手前にガラス部屋、そこにも複数の浴槽。先ずガラス戸を開けて正面の円弧状の浴槽は熱湯、他の浴槽が40度ちょっとなのに対し44度くらいあります。右手にはジャグジー風床バブル風呂。そして左手、と言うか脱衣室側に人工炭酸風呂！僕の大好物です、ぬるいけど身体の芯から暖まってジワリと汗が出てくるのが爽快。ぶっちゃけ、10分くらい長湯して頭も身体も溶けてました（笑）。
更に、ここはサウナが２つもあるんですね、遠赤外線サウナとロッキーサウナ、有料なのでパスしましたが。で、水風呂、ちょうど良い冷たさ、19度くらいかな。
と言う訳で実に満足度の高い銭湯、モダンでありながら常連さんの世間話も盛り上がる、更に黒人さんもいて国際色豊かでもあり。
湯上がりは待ち合いスペースの自販機で明治コーヒー牛乳120円。結構乳飲料のメニューが豊富で珍しいものもあったけど、やはり王道を選択。それにしても、まだ９時を回ったばかりだと言うのに、カウンターの母娘が店じまいの支度。ニュー銭湯なので９時半終了の早仕舞い銭湯とはにわかに信じられませんでしたが、どうやら本当にこの時間で終わるようです。帰りの西武線、まるで大学生貸切状態だったが、いったい何があったのか？
