DEEP ACIDなんでもかんでも日記・ヤプログ!より移行

オタクも宗教も同じ/イスラエルもハマスも悪い

NHKスペシャルで、宗教二世のドキュメンタリーがシリーズで放送されている。家庭という狭い空間での洗脳は、苦しいと思う人が多数いる中で、逆に完全に本人のアイデンティティとしてビルトインされ、信仰する宗教団体が世間から攻撃される方に苦しむ人がいると言う。
まるでオタクの評価とそっくりだ。20世紀においては、オタクは「気持ち悪い」存在として喧伝されたが、今日、オタク的な「推し活」が生きる活力になっている人をスポットを当てて、むしろ賞賛されている面がある。
宗教もオタクも、単に適量なら人生を豊かにするし、過剰になれば毒になる。だから一概に宗教なりオタク(サブカルチャー)が良いとも悪いとも言えない。人それぞれにオタクカルチャーなり宗教なりにコミットしている状態を十把一からげに語る風潮には、冷めた見方しかできない。アルコールやギャンブルほどではないが、時々距離を置いて見つめ直すことはどちらも必要。
イスラエルとパレスチナの問題も同じ。ハマスと言うテロ集団も悪いし、あからさまに武力行使も辞さない態度のイスラエルも悪い。もはや憎しみが人の手に負えないほど充満してしまったかの地からは、「約束の地」という長い歴史を持つ物語はあるにせよ、そこにとらわれずになんとか逃げ出して欲しい、という話を書いた。どちらも正気ではない状況なのだから、冷静になる、と言うことが一番大事。ただ、かの地にはその期待は厳しいようだ。
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