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前座1バンド目、ニューロマではないけれど、ゴシックサイケと言う感じ?雰囲気は良かった。
2バンド目、30分もセッティングにかけてるからいよいよ、と思ってたので、膝カックン食らった感じ。それよりも、あぁやっぱりハードロック系か、と言う方が大きいかな。化粧男子系音楽はやはりハードロックが多い、ニューロマ的なダンサブルでファッショナブルでゴシックでサイケな感じと言うのは少数派なので、やはり前座にもそういう少数派を期待していた。まあマリス系の耽美なゴシック路線でモロHRではないから良いか(少なくともステージオーラはものすごくあるバンドだった)、個人的にはもっとUKUKしたバンドを期待しちゃってたもんで辛い感想でスイマセンm(_ _)m。てな訳で、トイレで中座したら7列目くらいに下がる(汗)。いや普通だったら最後尾だよ、全然問題なし。まあDJが完全にUK 80's全開で懐かしかったです。
さてSteve Strange登場、思いの外シンプルなステージだ、前座が5人くらい出てきたのにメインアクトがキーボードとギターを連れて3人の最小構成、つまりパーカッションは全て打ち込み。それでもヴィサージがすごいのはやはり80年代当時の洗練と言うものをスティーブは全部持ってるからだ。明らかに前座にはなかったロックのダンサブルさ、ニューロマにはニューロマにしか醸し出せない空気がある。やはりライヴハウスだと基本タテノリだな、私はニューロマにはクラブカルチャーの片鱗を嗅ぎ取っていたので完全にダンスミュージック=ヨコノリとして聞いている。なのではっきりと周りと自分のノリ方の違いを感じながらステージを楽しんでいた。(正直前座2バンド=2時間立ちっぱなのでものすごく疲れていた、ただスタミナを使った訳ではないので、ヴィサージのグルーヴが身体に入って来たらガンガン飛ぶ:-))
正直、最小構成だから音がショボかったのは否めない。それでもSteveが生でステージに立って歌っているだけで楽曲のリアリティが全然違う。スクリーンに映る若い頃のSteveを見ると美しいなあ。Mind of Toy, The Damned Don't Cry, 懐かしス。VISAGEにはインスト曲もある、WhispersでSteveは小休憩。こんな美し過ぎるエレピアノの楽曲をよく聴いていたのは、千葉の田舎の高校生だった頃だなあ。田舎には似合わない美し過ぎる楽曲。本人にとってNight Trainがfuckin' songとは知らなかった、コマーシャル過ぎる楽曲ってことか。アンコールはもちろんFade To Grey、やっぱりこの曲が一番盛り上がるみたいだ。
ワハハ、サイン会があるのか、モタモタしてたら最後の方、店の人に終電間に合わないかもよ、とおどされる(苦笑、店の人もいろいろと大人の事情で巻いてきます、でもアイドルイベントのハガシよりは全然優しいw)。物販で購入したベスト盤のジャケットにサインもらったけど(みんな当時の古いレコードとか持って来ていて、準備いいなあ)、記念写真まで撮ってもらう勇気なし(爆、カメラの用意はしてたんだけど)。あら、LopLopさんとはぐれちった、終電も近いのでお先に失礼します。