昔の人にとって橋は、人が行けないところへ建築の力でたどり着くと言う認識。だから橋の上ではこの世のものではない、お化けや幽霊に遭遇する話が多い。「葛城」と言う能(「天使のいる山」にも出てくる山)で、役行者。彼が神様に橋を作らせる。なかなか迫力のある謡でした。
後半、能の舞台にも橋がある。演舞台がこの世、楽屋はあの世に例えられていたそう。今回は近松門左衛門の浄瑠璃のお芝居。曽根崎心中とか心中もので今日では有名。後味の悪い心中、妻子持ちの男が遊女と心中。心中の途中でたくさんの橋がありますが、それを風花ちゃんの朗読で。梅田から京橋の近くまで、今も道順通りになっているそう。要するに実話だったんですね。橋を渡る毎に死が近づくリアリティ。男は後ろを振り返り、妻子を思い浮かべる優柔不断さがヤバい。名残の橋づくし、なかなかすごいお話でした。
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