連休帰省の締めは家族で会食。じいじ(父親)がなくなってから、家族が揃って出かけたことはない。ばあば(母親)も今は車椅子なので簡単には動けない。とはいえ、自分は還暦だし、姪は無事大学進学、地元の高級洋食屋さんくらいなら会食したい、と前もって家族にリクエストして実現。
自分が単身赴任して、じいじもいなくなって、なんか家が荒れてきている。しばらく掃除されてない箇所もあるし、最近はネズミに悩まされていると言うし。いろいろと心配はあるが、頑張ってもらわないと。この会食も、みんな一緒に家を出なくて、ちょっとトラブルになったが、店の女将さんが慣れたもので、スタート１時間遅れで注文しても全く問題なし。
エビフライとビーフシチュー。特別美味しいとまでは思わなかったけど、ずっと近所にあったお店の足跡があると言うか、懐かしい。
なんか話したいことたくさんあったような気がしたが、姪がよくしゃべるし、自分も言いたい事を忘れてしまって、ちょこっと大学の話を聞くくらいで終わった。
まあ、特別な時間ではあったけど、その一方で何気ない家族の会話でもある。ただ、それがとても貴重な時間だったと後からきっと思うはずだ。
