今年はコロナ禍で多くのレイヴ、フェスが中止になった。その一方で、オンライン開催になるものも登場。フジロックフェスティバルなどもそうだが、なんとあのBurning Manがオンライン開催されると言う。全てのレイヴァーが憧れるBurning Man、9月初旬に1週間、アメリカ・ネバダ州の砂漠のど真ん中で開催されるレイヴ兼現代アートフェスだ。お金に余裕があった時代でも1週間アメリカに渡り、しかも砂漠のど真ん中なので車を準備したり(パートナーがいないと無理)、食料品、宿泊道具も用意しなければならないメチャクチャハードルの高いレイヴ、会社を辞めるくらいの覚悟がないととても参加できるものではなかった。以前、ロフトのトークショーで参加者の体験談を聞かせてもらったことがあるくらい。それがオンライン開催で一気に身近になった。渡米どころか、自宅で参加できる。
一般的な無観客ライブ配信はYouTubeの課金システムを使って開催されるが、Burning Manはなんと、Dusty Multiverseと言うVRアプリを使う。つまり、自分がアバターになって会場を移動し、好きなステージに移動して楽しむ、と言うもの。ヘッドセットを持っていればかなり完璧なVRレイヴを楽しめるが、私はAndroidスマホで参加。それでも砂漠の中の会場に来た、と言うワクワク感は素晴らしい。アプリの購入でイベント参加となるが、基本的にドネーションなので、1週間まるまるバーチャル空間に居る訳でもないので、そのレベルでは金額設定。
ぶっちゃけ、スマホの小さな画面だとちょっとしたフリックで大きく動くVRは長時間やると酔う。フリックの移動量が多いのは、参加者が皆スケートボードで移動するから。砂漠の広大な会場なので、徒歩で移動してたら大変なことになる。ステージの居場所を決めたらあまり動かず、音楽パフォーマンスに集中。
定点カメラの中継と違うのは、音楽を聞きながら空や風景を眺められると言うこと。やはり野外レイヴは定点カメラの体験とは違うのだ。もちろんライブ中継も複数のカメラを駆使し、ベストアングルで編集されるが、ここは砂漠のど真ん中、自然と音楽を五感で感じる、触れる。それでこそレイヴである。これは音楽鑑賞ではなく新しい人生体験。まさにLife will never be the same after this experience.の体験。レイヴは9/6(日)まで続く。
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