盛岡で蒸気機関車の汽笛が聞こえる。調べてみると、夏ダイヤで釜石線にSL銀河なる季節列車が走っているらしい。乗るのは大変(1日潰れるし、そもそも乗車券はえきねっとでしか販売していない)なので、花巻駅へ見学へ。釜石からの到着便を見に行く。現在JR東日本で蒸気機関車の運転があるのは、群馬県北部と、磐越西線(新潟県、福島県)と、この釜石線の3箇所。
花巻駅、釜石線は１両編成なんてのもあるのか。その列車を見送ってSL銀河の到着を待つ。
いやはや、さすが現役の蒸気機関車、車体が黒光りしてる、運行用に手入れされてるな。乗客もかなりいた。釜石線で4両編成が埋まるのはさすがだ、料金も高そうだが、思い出にはなる。
最初は夢中でシャッターを押していた＋動画も何本か撮ったが、20分以上ホームに滞在していたので、生でもじっくり観察。やはり動いている蒸気機関車は、あの石炭の匂い！これは写真では味わえない。さらに、外からでも乗務員室の様子はうかがえる。ちゃんと運転技術が継承されているのが素晴らしい。客車も立派だった。乗客はもちろん、地元住民も柵の向こうから機関車を観に来ている。ホームからの発車はバックで。
それにしても、C58の勇姿、父親に見せたかったなあ。今度帰省したら、プリントして仏壇に飾るか。
