重力が衰えるとき

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『重力が衰えるとき』
ジョージ・アレック・エフィンジャーというしゃれっ気たっぷりの作家さんが書いた、珍しいアラブ色の
サイバーパンク。
どのくらいしゃれっ気があるかというと、この本の「訳者あとがき」を読んでもらえばわかります。
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ハイテクにより頭部に配線を施してモジュール（モディー）やアドオン（ダディー)を直接差し込むことによって、人格を自在に矯正したり、一時的な記憶をもっていろんな能力を発揮したりというのが可能になった社会のお話。
主人公のマリードは同時にふたつのモディーやダディーを差し込めるようにソケットを２つ手術で取り付けている。
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この小説をはじめ、マリード・シリーズと呼ばれる３部作になっている。
第２弾は『太陽の炎』。
第３弾は『電脳砂漠』。
すべて呼んだけれど、『電脳砂漠』だけが、現在手元にない。
実際、このシリーズは手に入れるのがなかなか困難な作品ですにゃ。
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