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◆ローレライ
http://www.507.jp/
ほとんど、SFですな。
史実を元にしたフィクションとしては非常によく出来ていたと思われます。
ローレライ・システムのはいわゆる音響像システムを実用化したものなのですが、
その根幹に少々問題があります。
(ここはネタバレになるので・・・・・。)
小説『ソリトンの悪魔』に出てくるホロフォニクス・ソーナー(立体音響視界)に似たシステムです。
こちらはソリトンを使ったレーダーですが、詳しく知りたい方は↓↓↓
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潜水艦の戦闘は全く視力に頼らない戦闘となるので、ものすごくスリリングで好きです。
この作品ではローレライ・システムにより圧倒的有利を得る事となる。
視界の届かない海底から海上の全てを把握しての戦闘となるわけです。
まあ、戦闘海域での先制攻撃を行う上での有利さなので、その時点でどれだけのダメージを相手に与えるかによって勝敗が左右されるわけですな。
絶対的なものというわけでもない。
その辺がこの作品の物語を盛り上げるいい効果となっている。
ただ、ローレライ・システム搭載の潜水艦「伊507」はこの作品を見ているとかなり広々としたものに見えますが、実際の潜水艦はものすごく窮屈なものらしいです。
ローレライ・システムは特攻隊が人間魚雷として使っていたものと似たものを改造して建造されて「伊507」に搭載されている。
起動時はケーブルに繋げた状態で「伊507」から分離した状態になる。
これがまたキーポイントです。
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