FIRE EMBLEM 風花雪月：黒鷲の学級ルート①【ネタバレ有】

まずはじめに、

本日の記事は【FIRE EMBLEM 風花雪月】のネタバレ満載です。
プレイする予定の方、プレイ中の方は御注意ください。


















今回は3周目、黒鷲の学級（赤組）ルート。
どうも赤組の中でも分岐があるらしいので、今回は赤組の帝国ルートについて書いてみます。

まずはいつも通り、今回共に戦った赤組の仲間達を御紹介させていただきます。

主人公【最終クラス：ボウナイト】
今回は弓で縛ってみようと思い、弓系のクラスを選択し続け、最終的にはボウナイトに。
射程がある分、使い易くはありましたがやっぱ近接の方が強いかなという印象でした。
次回は格闘か斧にしようと思っています。

エーデルガルト【最終クラス：カイゼリン】
帝国皇女であり、物語終盤から皇帝になります。
彼女について語ると長くなるので詳しい話は後述。
戦闘面では斧を扱うアタッカー。
特殊武器による、再行動出来る戦技が強力過ぎてラスボスを一人で殺す性能。
黒鷲の女性陣では2番目に指輪を渡しました。

ヒューベルト【最終クラス：ダークナイト】
エーデルガルトに忠誠を誓う冷徹な男。
魔法攻撃が非常に強力で、一撃の威力は学校一かもしれない。
ただ射程が平凡で、ダークナイトで機動力を得るまではヒヤヒヤしました。
性格は割と嫌いじゃない。

ドロテア【最終クラス：グレモリィ】
極貧の平民時代に歌劇団に誘われ歌姫となった女性。
その反動で将来の伴侶を射止めるのに必死ですが、
過去にひどい扱われ方をされており、貴族をあまり快く思っていません。
魔法の射程が非常に長く、威力自体はヒューベルトに劣りますが使い易かったです。
ですがキャラ的にはなんとなく好きになれず、指輪を渡したのは4番目。

フェルディナント【最終クラス：ホーリーナイト】
ザ・貴族の好青年。
しかし歌姫時代のドロテアに冷たく当たった事で（誤解でしたが）嫌われています。
なんというか、貴族というだけでキャラが薄い。
槍も白魔法も中途半端になってしまい、終盤は空気に。

カスパル【最終クラス：ウォーマスター】
小柄ですが日々鍛錬を怠らず、自分の正義を貫く熱血漢。
黄組・青組をプレイしていた際は全く興味なかったのですが、赤組プレイでどんどん好きになりました。
格闘のみを伸ばし、敵をボコボコに殴りまくるスタイルへ育成。
ただ格闘は手数が多いですが、力が低いとネコパンチの連打になってしまうのが難点。
カスパルはネコとまでは言わないまでも、トラにはなれなかったですね。

ペトラ【最終クラス：ボウナイト】
ブリギットからの留学生。
かつて帝国と戦争をしていたブリギットは敗北、人質として帝国へと連れてこられたという経緯があります。
その際の帝国の将がカスパルの父で、微妙な関係。
褐色美人の彼女を使いこなしたかったのですが、完全に育成失敗。
弓が似合いそうってだけで弓系を伸ばしたのを後悔しています。
3番目に指輪を渡しました。

リンハルト【最終クラス：ビショップ】
いつも眠そうな青年。
しかし実力は非常に高く、恐らく本気を出せばクロードと肩を並べる策略家。
終ぞやる気を出す事はなかったのですが。
白魔法と黒魔法を両立させるグレモリィを目指す予定でしたが、なんとグレモリィが選択肢になかった。
結果、上級職止まりに。

ベルナデッタ【最終クラス：ボウナイト】
引き籠りでコミュ障の少女。
すぐにパニックになり独特な悲鳴を挙げる、小動物的な可愛さがあります。
狙撃がぶっ壊れの強さなのでかなり助けられました。
間違いなく今回のMVP。
強さ・可愛さから、最初に指輪を渡しました。

イエリッツァ【最終クラス：死神騎士】
死神に魅入られた男。
弱くはないのですが、何故かあまり使いませんでした。
槍ではなく、剣を扱わせておけば良かったかなと思いましたね。
というか槍が元々あんまり強くない気がするのですが、気のせいでしょうか。


とりあえずこんな感じでしょうか。
3周してみて、武器の中ではやっぱ弓がダントツで強いなと感じました。
ただ主人公に扱わせるならやっぱ剣が一番しっくりきます。

さて、赤組・帝国ルートをクリアしてみての感想ですが・・・。
これは、どう考えたら良いのでしょう。
本作は、帝国・王国・同盟、そして教会の戦争です。
プレイヤーが主人公である以上、主人公が所属すれば勝利します。
要は歴史が変わるわけです。

皇帝となり、フォドラを影で操る教会の仕組みを壊し、真の平和を求めた帝国のエーデルガルト。
これを正史とするならば、黄組・青組はバッドエンドなのではないか？と思いました。
教会が悪なら、大司教となった主人公は悪の片棒を担ぐという事にならないでしょうか。
王国は繁栄したよ、その傍には大司教の主人公がいたよ。
同盟国のお陰で平和で自由になったよ、大司教となった主人公と協力したよ。
レアは死んだかもしれませんが、
教会が存在する以上、エーデルガルトが破壊しようとした負の連鎖、教えは続いていくのでは。

そう考えるとやはり帝国ルートが正史としてしっくり来る気はします。
レアは1枚絵等も優遇されており、それだけ見たら聖母の様な女性なんですけどね。
言動や行動、ジェラルトが主人公を連れて教会を去った事からも、うさん臭さがとんでもないんですよ。
なんだろうコイツ・・・なんか嫌いだなぁとずっと感じていました。

彼女には彼女なりの正義があったのでしょう。
それが人の為と信じ込んでいたのなら、やはり戦争は正義の押し付け合いだと思いました。
FEシリーズをよく知らないのですが、FEの新作が発売された場合、フォドラはどうなっているのでしょうか？
例えば王国が健在だとしたら、教会も存在しており帝国は滅んでいるんですよね。
ですが開発者がそういう設定にしていたとしたら、それが正史となるんでしょう。
FEシリーズを本作しかプレイしていないおっさんは、そこが非常に気になりました。

結局どれが正史になるのか、どれが「正義という事になった」のか。
悪く言えば、主人公の所属一つで歴史が変わってしまうという点。
全てに感情移入出来て、全てに感情移入出来ない感覚・・・。
面白いんですが、何を真実とするかがよくわからない。

感想が上手くまとまらないので、ゲームとしての今回のプレイを振り返ってみます。
今回はマヌエラ先生も使ってみたのですが、黄組・青組ルートとは戦闘時の台詞が全然違いますね。
明らかに戦争の渦中にいるという台詞が多かったです。
他の生徒達も、戦争を嘆いていたり、物騒な台詞が多く見られました。

あと、クロード・リシテア・ヒルダと戦うマップがあったのですが、
クロードとリシテアの命を助けるかどうかの選択肢が出ました。
これは、このマップ限定でしょうか？
「仲間になりたそうにこちらを見ている」みたいな選択肢は初めて見ました。
とりあえず殺しました。

ああ、そういえば、レオニーやイグナーツと戦う際に、
レオニーを瞬殺したらヒゲの坊ちゃん貴族がすぐさま逃げ出したんですよね。
黄組・青組ではしっかり殺していたのですが、即座に戦闘離脱したので殺し損ねたのが心残り。
あいつマジで嫌いなんですよね・・・。

それと、1枚絵回収の為に何度かエンディングまでの2戦を繰り返していた時に気付いたのですが、
ディミトリとの決戦時（ラスボス前）、恐らくターン数経過でドゥドゥーが魔獣化するんですよ。
魔獣化する前にドゥドゥーを殺すか、魔獣化した後にドゥドゥーを殺すかで、戦闘終了後に若干の変化が見られました。

魔獣化する前に殺すと、ディミトリが息絶える直前にドゥドゥーがディミトリに御礼を言います。
魔獣化した後に殺すと、ディミトリとエーデルガルトが対峙している1枚絵が見られますね。

魔獣化＝理性を捨てて狂暴化という事なのでしょう。
魔獣化する前に殺す事で人間性を失わなかったドゥドゥーは、主と共に逝く事が出来たと。
1枚絵がある分、ドゥドゥー魔獣化後に殺すのがお得ですが、
ドゥドゥーの事を考えるなら、理性を失う前に殺してあげるのが良いと思いました

長くなっちゃった。
こんな感じですかね。
さて次は4周目。
帝国に味方しないというルートをプレイしてみましょう。