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HPが新方式「SPT」を搭載したプリンタを発売

2005年09月29日 19時05分10秒 | パソコン・周辺機器
皆さんこんばんは。

デジカメWatchによると、9月28日に行われたHPの
新機種発表会の席上で5年の歳月と1500億円の開発費
を投じて作られた新方式の「SPT」(HPスケーラブル・
プリンティング・テクノロジー)を搭載したプリンタを
発表しました。

搭載機種についてはこちらをご覧下さい。

SPTは新たに開発された100年以上の写真耐光性と
200年以上のアルバム保存性があるViveraインクが
入ったインクカートリッジとヘッド部分が分離しており
インクカートリッジからポンプを使ってホース経由で
ヘッドにインクを送り、ヘッドの部分だけが動いて印刷
を行う方式となっており、L判1枚19円のコストで
12秒で印刷することが可能になっており、製品紹介
webページでは「世界最速」と書かれています。


今までHPのプリンタは例外もありますが、ほとんどの
機種でヘッドとインクカートリッジとヘッドが一体と
なっている方式を取っていたため、長期間使用しなかった
事などが原因でインクが固まってしまい、ヘッドが目詰
まりを起こしてしまって何度クリーニングを行っても解消
しない現象が発生しても、他社のプリンタのように修理
に出さなくてもインクカートリッジを交換するだけで
解消しましたが、今回新たに発売された「SPT」方式は
ヘッドとインクカートリッジが別々になっているので
他社と同じようにヘッドが詰まって修理に出さなければ
ならない可能性が出てきたことになります。

また、インクカートリッジとヘッドを「ホース」で繋いで
ポンプで送っているということは、長期間使用しなかった
場合、ホースの中に残っているインクが固まってインクが
ヘッドに供給されない不具合が出ることも考えられます。

5年の歳月と1500億円をかけて開発しているので
対策は十分に取られているとは思いますが、個人的には
上記の点が気になるところです。


関連リンク
日本HP、秋冬向けプリンタ新製品発表会を開催 (デジカメWatch)

世界最速 *1 のフォト印刷スピードを実現したオールインワン・フォトプリンタなど10機種発売(日本HP)

HP インクジェットプリンタ(日本HP)



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2004年9月29日の記事

東芝HDDレコーダーRD-X5発表

昨日(9月28日)に後継機種となるRD-X6が発表されました。
詳細についてはこちら(AVWatch)をご覧下さい。