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充電後に自然放電しにくいニッケル水素電池登場

2005年11月03日 19時00分00秒 | その他
皆さんこんばんは。

三洋電機株式会社は11月1日、新型ニッケル水素電池
「eneloop」(エネループ)及び「Ni-MH2700」を発表しました。

新型電池の主な特徴は下記の通りです。

「eneloop」(エネループ)
材料や電解液を見直したことにより自己放電特性を改善

従来のニッケル水素電池 半年後 75% 1年後 ほぼ0%
「eneloop」(エネループ) 半年後 90% 1年後  85%
※ただし容量は単三型が2000mAh・単四型が800mAhと
 なります。

「Ni-MH2700」
製造工程・電極材料などを見直したことにより
世界最高レベルの単三型2700mAh・単四型1000mAhの容量
デジタルカメラで使用した場合、従来品と比較して
撮影可能枚数が40枚以上増加



今までにもこのブログで電池の容量(=利用可能時間)
が増えたた新型ニッケル水素電池の話題を取り上げて
きましたが
、今回「Ni-MH2700」での容量アップの他に
従来からニッケル水素電池の欠点として挙げられていた
「自己放電特性」を改善したしたタイプの充電池が登場
したことは特筆すべき点だと思います。

「自己放電特性」とは充電池を一度満充電した後、その
まま使わずにして置いた場合に、自然放電が発生し利用
可能な時間が減少してしまう現象のことを言います。

一体どの位減少するのかは周囲の温度や充電池自体の
劣化よっても変化するため、一概に言いにくいのですが
前述した三洋電機のデータでは半年後で75%まで減少
しているのに対し、「eneloop」(エネループ)は90%
とかなり改善された数値になっているようです。

今回の電池は容量が2000mAhと少ない点が残念ですが
今後改良される可能性は高いものと考えられます。


価格などの詳細を知りたい方は、下記の関連リンクを
ご覧下さい。


関連リンク
乾電池にかわる21世紀の新電池「eneloop」を11月14日から発売(三洋電機ニュースリリース)

世界最高レベル(*1)の高容量 単3形、単4形ニッケル水素電池を新発売(三洋電機ニュースリリース)

2,500mAhの単三型充電池発売(でじたるな部屋)




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2004年11月3日の記事

ニンテンドーDS予約開始サイト情報(11/29追記)

この頃はニンテンドーDSやPSPの予約で大騒ぎ
でしたが、これから先にもPS3やレボリューションの
予約が待ちかまえていますね(^^;;