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松下電器がパソコン用ブルーレイディスクドライブを発表

2006年04月22日 20時15分12秒 | パソコン・周辺機器
皆さんこんばんは。

このブログでも度々お伝えしている通り、次世代DVD
規格として、現在ソニーと松下電器が中心となっている
「ブルーレイディスク」陣営と東芝とNECが中心になって
いる「HD DVD」陣営が争っていますが、PCWatch
よると、松下電器が4月21日、2層式ブルーレイディスク
を使用して1枚のディスクに50GBのデータが保存可能な
内蔵型ブルーレイディスクドライブ「LF-MB121JD」を
6月10日に店頭予想価格10万円前後で発売すると
発表しました。

このドライブは「カートリッジ型のブルーレイディスク」と
ライバルの「HD DVD」及び「カードリッジ入りの
DVD-RAM」を除くほとんどの規格に対応している
そうです。

主なメディアの記録速度は下記の通りとなっており
各メディアで一番記録速度が早いドライブよりは
遅いようです。



ブルーレイディスク規格(1倍速= 4.5MB/秒)

BD-R(1層25GB/2層50GB)
2倍速(記録・再生時)

メディア(記録用ディスク)価格
1層BD-Rの「LM-BR25D」 1,800円前後
2層BD-Rの「LM-BR50D」 4,300円前後


BD-RE(1層25GB/2層50GB)
2倍速(記録・再生時)
※BD-RE Ver1.0のディスクには未対応

メディア(記録用ディスク)価格
1層BD-REの「LM-BE25D」 2,500円前後
2層BD-REの「LM-BE50D」 6,000円前後



DVD規格(1倍速=1350kB/秒)

DVD-RAM
最大5倍速(5倍速対応 4.7GB 記録・再生時)

DVD-R
最大8倍速(8倍速対応ディスク使用時)(記録・再生時)

DVD-R DL
最大4倍速(記録時)、最大8倍速(再生時)

DVD-RW
最大6倍速(6倍速対応ディスク使用時)(記録時)

DVD+R 
最大8倍速(8倍速対応ディスク使用時)(記録・再生時)

DVD+R DL
最大4倍速(記録時)、最大8倍速(再生時)

DVD+RW
最大8倍速(8倍速対応ディスク使用時)(記録・再生時)

DVD-ROM
最大8倍速(再生時)



CD規格(1倍速=150kB/s)

CD-R
最大24倍速(記録時)

CD-RW
最大16倍速(記録時)

CD-ROM
最大32倍速(再生時)




ちなみにこのドライブには映画などのソフト用の規格である
BD-ROMも再生可能なスペックなのですが、再生可能な
ソフトが付属していないため、現時点では再生できません。
仮にソフトがあったとしても動画を見るためには著作権
保護技術「HDCP」に対応するビデオカードとディス
プレイ及び最新のCPUを搭載したパソコンが必要で
ドライブ自体の値段が10万円前後もする上、メディアの
価格も安価なものでも1,800円前後とDVD-Rの
ように気軽に買えるようになるにはまだまだ時間がかかる
ようです。


関連リンク
松下、2層50GB書き込み対応の内蔵型Blu-ray Discドライブ(PCWatch)

Blu-ray Discドライブ「LF-MB121JD」(内蔵型)を発売(松下電器)

HD DVDとは(HD DVDプロモーショングループ)

ブルーレイディスクとは?(Blu-rayウィキ)

HDCP(Wisdom)




でじたるな過去の部屋

2005年4月22日の記事

サマータイム制度法案国会へ提出へ 2007年より開始?

相変わらず賛否両論で先行きは不透明な模様です。
1年前に書いた記事の通り、個人的には賛成できません。