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エプソンと村田製作所が「ワイヤレス急速充電システム」を発表

2007年09月30日 19時25分30秒 | その他
皆さんこんばんは。

 ケータイWatchによると、(PDFファイルです)
村田製作所
エプソンが携帯電話などのモバ
イル機器を平面の充電器の上に置くと10分~
15分で充電可能なシステムを3年以内に実用化
することを目標に開発を進めていることを発表
した模様です。


 具体的には充電器と機器側の両方にコイルを
搭載し、充電器側のコイルに電流を流して磁場
を発生させ、機器側のコイルが磁場を誘導電圧
を変換させてバッテリーを充電することで端子
やケーブルなどで接続しなくても、置くだけで
充電可能になっているようです。


 また、1台の充電器の上に複数の充電機器を
置いたり、既存の機器にも専用のアダプタを取り
付けることで利用することが可能になるようです。


 今までは伝送効率が30%と充電器から機器
に充電される間に70%の電流が失われていまし
たが、エプソンが開発した無接点電力伝送モジュ
ールを利用することで伝送効率を70%に改善し
村田製作所が保有している急速充電技術を利用
したリチウムイオン充電池や電源回路技術を組
み合わせることで前述した10分~15分の充電
時間を実現させている模様です。


 また機器にIDを登録し、充電器と充電機器の
組み合わせを確認したり、充電器の上に硬貨など
の異物が置かれた場合には反応しない検知機能
を搭載するなど安全性も考慮されているようです。


 ただ、問題点としてリチウムイオン充電池の
充電容量が少ないため、従来品と比較すると
充電してから再充電するまでの利用可能時間が
減少してしまうことが挙げられますが、短時間で
気軽に充電できることでカバー出来ると考えて
いるようです。


 個人的には確かに置くだけで充電可能になる
点は魅力だと思いますが、いくら充電時間が
短くても肝心な充電容量が少なく、充電回数が
増えてしまうことや、以前このブログにてお伝
えしました
が、燃料が入ったカートリッジを交換
するだけで充電を行う必要がない燃料電池が
規格を統一した形で来年にも登場する可能性
があることを考えると、燃料電池の製品化が
大幅に遅れない限り、普及するのは難しいと
思います。



関連リンク
村田製作所とエプソン、ワイヤレス急速充電システムを共同開発(ケータイWatch)

※PDFファイルです 村田製作所、セイコーエプソンが『ワイヤレス急速充電システム』の共同開発に取り組むことで合意(村田製作所)

村田製作所、セイコーエプソンが 『ワイヤレス急速充電システム』の共同開発に取り組むことで合意(エプソン)

複数の会社が規格を統一した燃料電池が2008年以降商品化(でじたるな部屋)




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2006年9月30日の記事

マイクロソフトがZune(ズーン)の発売日を発表

GIGAZINEによると、Zune2.0の登場が噂されて
いるようですが、本体を持っていなくても利用
している人がいるほど完成度が高いiTunesと
いうソフト
を利用しているiPodのシェアを
上回るのはかなり難しいと思います。