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インターネット上で使われている「.com」などのトップレベルドメイン名を個人や団体が命名可能に

2008年06月28日 19時36分36秒 | インターネット
皆さんこんばんは。

 INTERNETWatchによると、インターネット上での住所となるドメイン名の管理を行っているICANNの役員会は6月26日、インターネットのトップレベルドメイン名(TLD)について、一部制限付きで個人や団体が命名可能にする方針を盛り込んだ勧告を承認したことを明らかにした模様です。


 今回の決定は第一段階であり、実行に移されるには2009年初頭に公開される予定となっている実装計画の最終版がICANN役員会に承認された後になりますが、「http://www.goo.blog/」や「http://www.impress.watch/」などのURLを利用する事が可能となるようです。


 また、アジア・中東・東欧・ロシアで使われてる文字もトップレベルドメイン名として使用可能にする計画も進められているそうです。


 登録方法としては2009年第2四半期(7月~9月)頃開始予定となっている申し込み期間内に申し込みを行った後、評価プロセスを得て承認後に利用可能になる模様です。


 ただ、どんな名称も認められるわけではなく、下記の制限を検討しているようです。

・商標となっている言葉については保有者が後から異議を申し立てた場合は考慮される

・不快またはモラルに反するような名前を評価する仕組みをICANN外に設ける


 個人的にはTLDが命名可能になり、アルファベット・数字・記号以外の文字が利用可能となった場合、2011年に不足することが予測されているIPアドレス(IPV4)の減少に拍車がかかる可能性があることを考えると、IPV6への移行にももっと力を入れた方が良いと思うのですが・・・



関連リンク
TLDを“自由化”、企業名や自治体名など使用可能に(INTERNETWatch)

独自ドメインの仕組みと取得(COMPARE)

総務省がIPアドレス枯渇問題への対応策としてIPV4からIPV6への移行案を提示(でじたるな部屋)





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2007年6月28日の記事

米国任天堂がWiiの新作ゲームダウンロードサービス「WiiWare」開始を発表

現在WiiWareでは様々なソフトウェアが販売されているようです。