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ソニーから世界初の4倍速液晶を搭載した薄型テレビが登場

2008年08月28日 19時21分06秒 | デジタル家電
皆さんこんばんは。

 AVWatchによると、ソニーが8月28日、世界初となる解像度がフルHD(1920×1080ドット)の4倍速液晶を搭載した液晶テレビ「KDL-46W1」及び「KDL-40W1」11月10日より発売することを明らかにした模様です。


 現時点ではあくまで推測になりますが、Samsungが開発した「Blue Phase」と呼ばれる技術を使用した新型液晶を採用している可能性が高いものと考えられます。


 液晶テレビが登場した当初、テレビ放送などの動画を表示する場合、1秒間に60回のペースで順次画像を表示していくことで動画を表示させていましたが、動きの早い動画を見る場合、残像感が目につく状態になっていました。


 その後、残像感を解消するためにいわゆる「倍速液晶」が登場し、表示している画像を解析して作成した画像を間に挿入することで従来の2倍にあたる1秒間に120回のペースで画像を書き換えて表示を行うことで残像感を低減させる機能で、現在多くの液晶テレビに採用されている機能の一つとなっています。


 今回ソニーから登場した「4倍速液晶」は「倍速液晶」をさらに発展させ、通常の液晶の4倍にあたる1秒間に240回のペースで画像を書き換えることでより残像感を低減した画像になっている模様です。


 ただし、「倍速液晶」「4倍速液晶」とも液晶テレビにゲーム機を接続して利用すると発生するボタン操作と画像表示のタイミングにズレが生じてしまう「遅延」は解消されず、前述した通り表示されている画像に対し、解析・作成・挿入処理を行う分だけ、さらに遅延が悪化する可能性がありますので、購入の際には遅延の影響をある程度押さえることが可能な「ゲームモード」等の機能が搭載されているか確認された方が良いと思います。


 個人的には倍速液晶の進化よりも「遅延」を何とかして欲しいのですが・・・



関連リンク
ソニー、世界初240Hz駆動で残像を低減する液晶テレビ(AVWatch)

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世界最薄9.9mm、世界初4倍速動画表示など〈ブラビア〉8機種新発売(ソニー)

表示性能は「倍速液晶」の2倍以上、高画質で安価な次世代液晶パネルが登場(GIGAZINE)

西川善司の大画面☆マニア 第82回(AVWatch)
記事の最後に遅延について言及されています。





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2007年8月28日の記事

1000万画素&ISO6400で撮影可能なデジタルカメラ登場

現在は1470万画素のCCDを搭載したデジタルカメラが登場しているようです。