JR東日本は5月20日、ソニーとドコモが共同出資する
「フェリカネットワークス」という会社にに資本参加する
と発表しました。
「フェリカネットワークス」はソニーが開発した
「フェリカ」(FeliCa)方式の電子マネーを展開させる為
ドコモとソニーが共同で設立した会社です。
「FeliCa」(フェリカ)いう言葉は聞き慣れないかも
しれませんが、「suica」(スイカ)という言葉は知って
いる人は多いと思います。
「suica」は「FeliCa」の機能を使って行っているのです。
解りやすく例えると「FeliCa」というパソコンで動いて
いるアプリケーションが「suica」となります。
「FeliCa」は「suica」専用の規格というわけではなく
身分証明や電子マネーなど専用のソフトウェアを組み込む
ことにより色々な機能を追加することが可能なのです。
将来出現する予定の「506ic」シリーズでも専用のソフト
ウェアをダウンロードすることによって機能を追加する
ことが可能になる予定です。
つまりこの出来事は日本で一番普及しているドコモの
携帯に「suica」を搭載するための協力体制が確固たる
ものとなったということを意味するものであり、日本
において「FeliCa」が電子マネーの標準規格になる
可能性がかなり高くなったと考えられます。
関連リンク
ソニー・ドコモのFeliCa開発運営会社にJR東が資本参加(IT media)
FeliCaって何?(ソニー)