1月17日の、NHK「クローズアップ現代」で「釜石の軌跡」が取り上げられました。
東日本大震災において、釜石小学校184人の児童避難・避難誘導・防災訓練が大きな話題となりました。
児童たちは下校後に地震に遭遇し、学校の管理下にはなかった。
逃げ惑う事もなく「自分の判断」で全員が無事に避難しきったのです。
直後、全国の教諭の方々や親御さんから、多くの賛辞が寄せられました。
今回は、前回の「閖上地区の避難心理」同様、184人の児童の動きを丁寧に追跡調査しておりました。
一躍、時の人となられた、群馬大学院の片田教授の分析も「成程~」と唸らせるものがありました。
★その1つは「行政のハザードマップを信じるな!」とまで、教え込んでいた、ということ。
★もう1つは「津波てんでんこ」とは、「自分で自分の命を守る事」という意味では同じなのですが、
単に「絆を断ち切って、家族がバラバラになっても自分の判断で逃げる」という事ではなく、
「家族の絶対的信頼がないと成立しない。家族も避難していると信じることで行動できる」というのです。
当日の経験を語る子供たちの証言は、大人をも誘導しただけの事はあります。
本当に「自分の判断」が確立されていて、どの子の目にも「迷い」が感じられませんでした。
最後に、自分たちが避難した高台から釜石の市街地を望みながら、
力強く「この経験を、後世に伝えなければといけない…」と語っていました。
私たちも、重く受け止めたいと思います。
「釜石の奇跡」釜石小学校184名児童の「津波てんでんこ」№1
「釜石の奇跡」釜石小学校184名児童の「津波てんでんこ」№2
東日本大震災において、釜石小学校184人の児童避難・避難誘導・防災訓練が大きな話題となりました。
児童たちは下校後に地震に遭遇し、学校の管理下にはなかった。
逃げ惑う事もなく「自分の判断」で全員が無事に避難しきったのです。
直後、全国の教諭の方々や親御さんから、多くの賛辞が寄せられました。
今回は、前回の「閖上地区の避難心理」同様、184人の児童の動きを丁寧に追跡調査しておりました。
一躍、時の人となられた、群馬大学院の片田教授の分析も「成程~」と唸らせるものがありました。
★その1つは「行政のハザードマップを信じるな!」とまで、教え込んでいた、ということ。
★もう1つは「津波てんでんこ」とは、「自分で自分の命を守る事」という意味では同じなのですが、
単に「絆を断ち切って、家族がバラバラになっても自分の判断で逃げる」という事ではなく、
「家族の絶対的信頼がないと成立しない。家族も避難していると信じることで行動できる」というのです。
当日の経験を語る子供たちの証言は、大人をも誘導しただけの事はあります。
本当に「自分の判断」が確立されていて、どの子の目にも「迷い」が感じられませんでした。
最後に、自分たちが避難した高台から釜石の市街地を望みながら、
力強く「この経験を、後世に伝えなければといけない…」と語っていました。
私たちも、重く受け止めたいと思います。
「釜石の奇跡」釜石小学校184名児童の「津波てんでんこ」№1
「釜石の奇跡」釜石小学校184名児童の「津波てんでんこ」№2